【vol.2502】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今月の初めに
セラピーの予約を入れたことを
このブログに書きました。
愛猫のルナが亡くなった日、
火葬に向かう車の中で起きた
車線変更のトラブル。
その場面を思い出すと、
未だに心臓がバクバクしたり、
そのときの恐怖感が戻ってきたりするのが
自分でもわかるんですよね。
それを少しでも緩和したくて
昨日、
Somatic Experiencing®︎(以下、SE™️)
と呼ばれる身体志向のセラピーの
セッションを受けました。
SE™️は
身体の感覚に丁寧に注意を向けながら、
トラウマや強いストレスの影響を
ほどいていく心理療法です。
セッションでは
あの日の車でのトラブルのことを
話していました。
話しているうちに
喉のあたりが詰まっていくのを感じて、
気づいたら、自分の首元を
手で押さえていたんですよね。

グッと何かを
堪えているような感覚。
そのとき、セラピストは
首元を押さえる私の手だけでなく
表情にも目を向けて、
「悲しそうな表情をしてますね」
と言ったのでした。
そう言われて、ハッとしました。
そして、涙がボロボロと
一気に流れ落ちてきたのです。
ルナが息を引き取ってから
2ヶ月が経ちました。
この間、たくさん泣いたし、
悲しみは十分にプロセスできていると、
自分ではそう思っていました。

でも、実際は
そうではなかったようです。
セラピストは
車でのトラブルのことを扱う前に、
まずはしっかり「悲しみ」を
プロセスしてみませんか?
とお誘いしてくれました。
誘導瞑想のような形で、
ルナと安全に一緒にいるところを
イメージするというワーク。

(布団の中でくっついて寝てるところをイメージ)
実は、旅立った直後には
感じられていたルナの気配が、
最近は感じられなくなっていて、
私はそれを寂しく思っていたんですよね。
でも、イメージの中で
その感覚が戻ってきて、
ルナが近くにいるような感じがして、
心がじんわり温かくなり、
気づくと、喉の詰まりも消えてました。
それは
ラムネの瓶のビー玉が
スコーンと抜けたときのような感じで
私の身体の中に
シュワシュワとしたスッキリ感と
さわやかさが戻ってきたのです。

「怖かった出来事」として
身体に残っていたものの奥には、
まだ感じきることができてなかった
悲しみという感情が眠っていました。
恐らく、
車でのトラブルが発生したとき、
悲しみを感じていては
目の前のトラブルに対応できないと思って、
無意識のうちに、悲しみを
封印してしまっていたのでしょう。
それを
身体が喉の詰まりとして
教えてくれていたんですよね。
そして、それはひとりではなく
セラピストがそこにいて
私の微細な表情に気づき、
私の身体が必要としていた
涙を出すという行為を
あたたかく見守ってくれたからこそ、
最後まで感じきることが
できたように思います。
こんな風に
毎日の生活は回っていても、
身体のどこかのこわばりや
詰まりのように
私たちが気づいていないだけで
身体の感覚が私たちに送っている
静かなメッセージってあるんですよね。

そうした感覚を手がかりに、
心の中にあるものと
丁寧に出会い直していくことによって
生きづらさが和らいでいくことがあります。
カウンセリングオフィスプログレスでは、
感情や関係性にフォーカスを当てる
AEDP®︎というアプローチを軸に
身体の感覚にも丁寧に目を向けながら
感じきれずにいた感情と
安全に出会い直していくお手伝いをしています。
「もう大丈夫なはず」と思っていても、
身体はまだ何かを抱えていることがあります。
それに気づくことは弱さではなく、
自分を大事に扱うことの
始まりなのではないでしょうか。
カウンセリングオフィスプログレス
公認心理師 | 臨床心理士 | AEDP®︎認定セラピスト
向 裕加(むかい ゆか)
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