【vol.1118】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
時々、
ご依頼やご相談を
受けることがありますが
未成年の子どもの
セラピー/カウンセリングは
お断りしております。
それにはちゃんとした
理由がありまして…😅
理由のひとつは自分の心のウチを
うまく言葉で表現するだけの力を
備えていない子どもを
言語という媒介以外で理解できない私は
完全なる力不足
だと感じたから。
これは若かりし頃に
2年ほどスクールカウンセラーとして
地元の中学校に勤務していたときに
痛感したことでして
それ以来、
スクールカウンセラー/子どもの
カウンセリングには私は向いていない
…ということで
子どもを支援するという立場からは
キッパリと身を引きました。
もうひとつの大きな理由は
子どもを変化させるよりも
変化が見込まれやすい
親(大人)に働きかけることの方が
よっぽど有益
だと信じているから。
子どもはある程度の年齢に
到達するまでは
生き延びていくために
親の力が必要です。
親をハッピーにさせなければ
自分の生存そのものが
危うくなってしまうことを
子どもは本能的に知っています。
なので
子どもだけがセラピーや
カウンセリングの
セッションを受けても
自分が生き延びるということにおいて
自分が変わったり
素直な気持ちを表出したりするのが
親の機嫌を損ねてしまって
自分に不利に働くと
ちょっとでも感じたら
子どもは変わることを
止めてしまいます。
(例え、その変化が
必要なものであったとしても)
また
発達段階の途中にある子どもたちは
大人と比べると色んな意味において
自らを変えていくための
力が不足しています。
なので
大人と同じように
子どもに直接的に
働きかけていくことは
正直
相当難しい
んです。
もしかすると問題とされる行動を
呈示しているのは
子どもかも知れませんが
子どもの不安定さは
その子どもを支える
周りの大人側に由来しているものも
少なくないんですよね。
ですから
大人が変わって
落ち着きを取り戻せたら
自然と子どもも
変わっていく/落ち着いていく
…というパターンは
実際によくあります。
しかも
親をはじめとする周りの大人の方が
自らを変えていく力を
子どもよりは備えていますから
変化が早かったりしますしね!
親や周りの大人が
子どもに安心感を提供することが
できるようなくらいまで
心を整えることさえできれば
子ども自身が
セラピー/カウンセリングを
受けなくとも
子どもの変化は期待できる
と個人的には思っています。
なので
正確に言うと
未成年の子どもの
セラピー/カウンセリングはお断り
…というよりは
子どもに
セラピー/カウンセリングを
受けさせたい!…と思う前に
まずは
大人の自分が受けてみて
変化や成長を
してみませんか?
…と言うこと。
それで
自分自身が楽になり
子どもが変わってくれたら
ラッキーですよね?
子どもに
セラピー/カウンセリングを
受けさせるのは
それからでも
遅くはないかと思います。
親/大人が変わったら
子どもも変わります。
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください!
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