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「病気を診ずして病人を診よ」の精神

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【vol.1082】

 

こんにちは!

 

カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

昨日

病院病院を受診して

 

 

右足の甲の痛みは

中足骨の疲労骨折

だということが

判明したというのは

 

 

昨日のブログで

お話ししたとおり。

 

 

 

 

足の甲の痛みが

なんであるのか?

 

 

ということが

ハッキリしたことで

スッキリした部分がある一方で

 

 

釈然としないところが

まだ残っていたりします。

 

 

 

それは何か?

というと

病院の対応。

 

 

 

忙しいのは

わかるのですが

 

 

レントゲンを

撮ってから

診察に入ったら

 

 

ドクターは

レントゲンを

見てから

 

 

私の足を診て

触診したら

 

 

「疲労骨折だね〜。

 この後、

 リハビリして

 インソールつくって!

 じゃ!手 (パー)

 

 

で終了。

 

 

 

 

 

治療には

どのくらいの

時間がかかりそうか?

 

 

どのくらいの頻度で

通院したらイイのか?

 

 

日常生活では

どんなことに

気をつけたらイイのか?

 

 

インソールを作る

目的はなんなのか?

 

 

…なぁんて

情報は一切なしで

 

 

追い立てられるように

診察室を後にしました。

 

 

 

その後、

言われるがままに

リハビリ室へ。

 

 

 

若い男性の

理学療法士さんが

担当してくれました。

 

 

 

 

 

診察してくれた

ドクターとは裏腹に(苦笑)

 

 

めちゃくちゃ

丁寧に、そして熱心に

足の甲の痛みについて

問診してくれたのは

よかったのですが

 

 

途中、

「ちょっと

 お待ちください」

と言って

 

 

私のもとから

離れていきました。

 

 

 

別に

それ自体は

気にして

いませんでしたが

 

 

その後

15〜20分くらい

放置されたまま

でした。

 

 

 

入職したばかりの

新人だったのでしょうか?

 

 

 

わからないことが

あったようで

 

 

先輩理学療法士に

助けを求めて

アドバイスをもらって

いたようなのですが

(私の視界に入るところで話していた)

 

 

その間

私はひとりで

ポツーンと

待ちぼうけ…(苦笑)。

 

 

 

 

 

「そんなに

 暇じゃないんだけどな…」

と思いながらも

 

 

若者の

仕事に対する熱意を

削ぐようなことも

言いたくなかったので

(勝手に新人だと思ってる)

 

 

何も言わずに

いたんだけど

 

 

ちょっとした

想像力を

働かせることが

できたなら

 

 

途中で

私の様子を見にくる

…とか

 

 

長く待たせている

事情を説明する

…とか

 

 

できたと

思うんですよね。

 

 

 

でも

「わからない」

ということで

頭がいっぱいに

なってしまって

 

 

私のことは

眼中には

なかったんでしょう。

 

 

 

礼儀正しい人では

あったけれども

 

 

真の意味で

「患者に寄り添える」

という力には

欠けているなぁ

…と思ったし

 

 

あれだけ長いこと

先輩理学療法士と

話していたのに

 

 

戻ってきたときに

テーピングをして

アーチを固定し

 

 

「次回の受診まで

タオルギャザーをして

様子をみてください!」

 

 

 

 

としか

言われなかったのには

ズッコケそうに

なりましたよ(苦笑)。

 

 

 

だって

このくらいなら

 

 

素人の私でも

知ってる

知識だから。

 

 

 

そんなこんなが

あったこともあって

 

 

この病院に

今後通院することは

考え直そうと

思ったと同時に

 

 

人のふり見て

我がふり直せ

 

 

だとも思った次第です。

 

 

 

 

 

どうなるか?

ということは

やってみないと

わからないのは

 

 

どんな治療においても

同じことが言えますが

 

 

可能な範囲内で

ある程度の見通しを

治療を受ける側の人に

提示することは

 

 

相手に安心感を与える

という意味でも

重要なファクター。

 

 

 

また

通院の頻度なんかは

素人からすると

わからないので

 

 

そうするか

しないかは

別として

 

 

専門家から目安を

提示してもらえると

判断を下しやすくも

なります。

 

 

 

セラピーで

やっていることには

必ず意図があって

 

 

なんとなく

やっているワケでは

ありません。

 

 

 

ただ

その意図が

ちゃんと

治療を受ける側に

伝わっていなかったら

 

 

安心して

セッションに

取り組むことが

できませんよね〜。

 

 

 

だから

どういう意図や

目的があって

やっているのか?

を伝えることも

 

 

大事なことだと

改めて

考えさせられました。

 

 

 

そして

やはり専門家のところに

やってくるのですから

 

 

素人でも

わかるようなことしか

与えられないのは不十分で

 

 

たとえ

小さかったとしても

 

 

セッションの

終わりまでに

 

 

「専門家のところにきて

 よかった!」

 

 

と思えるような何かを

持ち帰ってもらえるように

努力しなければならない

 

 

…と強く思った次第。

 

 

 

対人援助職の

基本中の基本

でありながら

 

 

忙しさにかまかけて

忘れがちな

大事なことを

思い出させてもらった

 

 

昨日の

病院受診でした。

 

 

 

対ヒトとの

仕事において

関係性

 

 

しかも

安心安全を

感じられる

関係性は

何よりも重要‼️

 

 

 

東京慈恵会医科大学の

建学の精神である

 

 

「病気を診ずして

 病人を診よ」

にならって

 

 

私も

クライエント

ひとりひとりの本質を

しっかりと診ていって

 

 

治療の基本である

安心安全が感じられる

関係性の構築に

 

 

これからも

努めていきたい

と思います。

 

 

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