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「役に立つことが全てじゃない」:休日に小説を読んで感じたこと

自己肯定感

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【vol.1652】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日の札幌は

久しぶりに青空が広がって

とても穏やかな日曜日となりました。

 

 

 

そんな休日の日曜日、

私は久しぶりに

ゆっくり本を読んで過ごしました。

 

 

 

本を読むのは

決して久しぶりではありません。

 

 

心理学の専門書など

仕事に関連する本は

常日頃から読んでいますが

 

 

小説やフィクション、エッセイなどの

仕事に関係のない本を読むのは

本当に久しぶりのことで

 

 

先日観た

『あのこは貴族』という映画の

原作の小説の著者である

山内マリコさんの最新作の

『一心同体だった』という

連作短編集を一気読みしました。

 

 

 

 

 

子どもの頃

「本の虫」と言われるほど

本を読むのが大好きで

 

 

小学校の放課後時間は

図書館に入り浸って

本を読んでいましたが

 

 

年齢を重ねるにつれて

勉強や仕事に直接的な影響が少ない

小説やフィクションの物語を読むことは

俄然少なくなってしまいました。

 

 

 

楽しいし、面白いのですが

勉強や仕事への有用性や実益を

感じられることがなく

 

 

それよりは

勉強や仕事に「役に立つ」

専門書やビジネス書を読む方がイイ

と思うようになったのが

最大の理由だと思います。

 

 

 

でも、今日、

久しぶりに小説を読んでいて

気づいたことがありました。

 

 

 

小説の中に出てくる

登場人物の気持ちに共感して

自分自身の心の中に

様々な感情が湧き出てきて

 

 

そういった感情に

ひとり静かに触れられる時間が

実に豊かな時間だったんですよね。

 

 

 

本を読み終えたとき

何とも表現しがたい心地よい

満たされた感覚がありました。

 

 

 

 

 

確かに

直接的に仕事に役立つことは

少ないかもしれないけれど

 

 

「こういった感覚や時間って

 大事だよな」

 

 

と何となく思った次第です。

 

 

 

私たちが生きる現代社会では

効率性や有用性、生産性が

重視されているがゆえに

 

 

そこに直結しないものは

無駄なものとして

切り捨てる傾向にあります。

 

 

 

 

 

これは

人間にも言えること。

 

 

 

効率が悪かったり

人や社会の役に立っていなかったり

生産性が低かったりすると

 

 

途端に「使えない」という

レッテルを貼られて

蔑まれてしまう。

 

 

 

そうやって

自己肯定感は削がれていき

「自分には価値がない」

と悩み苦しんでしまうんですよね。

 

 

 

私たちの価値は

有用性や実益、効率や生産性によって

決まるものではありませんが

 

 

そういった

数値や目にみえる要因だけで

一方的にジャッジされたことで

心に傷を負い

 

 

自信を失ってしまっている人は

少なくはありません。

 

 

 

自分の価値を決めるのは

他ならぬ自分自身。

 

 

 

そのためにも

決して目には見えない

自身の心の内を見つめて

ありのままの自身を受容し

 

 

負った心の傷の陰に潜んで

見えなくなってしまっている

「本来の価値」に

 

 

スポットライトを

当ててく必要があります。

 

 

 

 

 

そうやってありのままの

自分を受け入れて

自己受容ができたとき

 

 

そして

見えなくなってしまっていた

「本来の価値」に

光が当てられたとき

 

 

満たされた気持ちと共に

あなたの人生に豊かさが

増していくことでしょう。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

 

 

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