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NO MORE ハラスメントのためにすべきこと

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【vol.1579】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

ネガティブなことを記事にするのは

非常に躊躇われるのですが

 

 

われわれの業界では

今日はこの話題で持ちきりでした。

 

 

 

 

 

記事には加害者による

生々しい性的発言が

記載されているので

 

 

過去に性的トラウマを

受けたことがある方が

この記事を読む際には

 

 

フラッシュバックなどのトラウマ症状を

引き起こす可能性があるので

読むときは要注意⚠️です!

 

 

 

被害に遭ったのは

まだ20代の女性ですが

個人的には

 

 

 

勇気を出して
よく申し立てしましたね!

 

と彼女の行動力に

心底からの敬意を抱いています。

 

 

 

 

 

この一件を

学会に申し立てをすることで

自身のキャリアが台無しになってしまう

可能性だってなかったワケじゃない。

 

 

 

ひと昔前だったら

 

 

「このくらいのことで

 目くじらを立てなくても…」


「聞き流すのが大人の対応」

 

「(犯罪行為に相当するような)
 実害はなかったんですよね?」

 

 

などと言われて

まともに取り扱われないことも多く

 

 

「このくらいのことを我慢できないと

 この業界でやっていけないよ」

 

「そんな下ネタ、笑い飛ばしてなんぼ」

 

 

などといったように

 

 

まるで被害に遭った方に

問題があるかのように扱われることが

少なくありませんでした。

 

 

 

実際

かれこれ10数年前に

大学病院で働いていたとき

 

 

上司の立場にあたる男性から

到底許容することができない

屈辱的なセクハラ発言をされて

 

 

意を決して

上層部に抗議したことが

ありましたが

(当時、私は30歳くらい)

 

 

「彼は悪気があって

 言ったわけじゃないから」

 

 

…と

立場的に弱い

私の気持ちや尊厳はそっちのけで

その男性の擁護に走られことがあります。

 

 

 

「せっかく勇気を出して

 声を上げたけど

 それは無駄なことだった」

 

 

…という

とてつもない無力感に襲われたことを

今でも覚えています。

 

 

 

 

 

ですから

この20代の女性が

そういったリスクも鑑みて

 

 

然るべき団体に

異議申し立てしたことは

頭が下がる思いですし

 

 

団体側も

ことの重大さをしかと受けとめて

処分を下したことについては

 

 

我が業界だけでなく

日本の社会全体においても

一歩前進だったと思います。

 

 

 

とは言え…ですよ‼️

 

 

 

処分を受けた男性3人というのが

教壇に立って心理学を教えていたり

カウンセリングを実施したりする立場に

あるような人たちであるにもかかわらず

このような事件を引き起こしてしまった

…というくらい

 

 

他の先進国諸国と比べても

倫理教育や人権教育が不十分

だと言わざるを得ないのが実状。

 

 

 

 

 

クライエントの安全を守るためにも

今一度、倫理や人権について

改めて学び直していきたいと

思った次第です。

 

 

 

業界というコミュニティや

社会を変えていくには

時間もエネルギーもかかりますが

一歩ずつ実践していくのみ。

 

 

 

クライエントの皆さんが

自身のより良い人生のために

一歩ずつ足を前に運んでいってるように

 

 

社会の一員として

より良い社会をつくるために

私も一歩ずつ足を前に

運んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

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