【vol.1382】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
日曜日からはじまった
6日間にわたる
Somatic Experiencing®︎(SE™️)の
トレーニングも
今日で4日目を終了し
残すはあと2日のみとなりました。
明日は
待ちに待った休息日で
丸1日フリーの日‼️
SE™️は
身体志向のトラウマ療法なので
いつもはそれほど意識しない
身体の感覚に意識を向けることが
俄然多くなるので
その分、微細な変化にも
気づきやすいんですよね〜。
疲れも然り!
いつもはブロックアウトしている
疲れにも意識が向けられているので
疲労感が半端ないのです。
明日の休息日は
しっかりと休息に当てたいと
思います!
この4日間のSE™️をとおして
痛感していることがあります。
それは
セラピストの安定化なくしては
クライエントの安定化はない
…ということ。
セラピストが
ちょっとでも自己犠牲的になって
自分に無理強いをすると
セラピストが不安定になって
それがクライエントにも
容易に伝播してしまって
クライエントまでもが一緒に
不安定になってしまうんですよね。
昨日のブログでもお伝えしたとおり
⬇︎⬇︎⬇︎
今回のトレーニングでは
「タッチ(touch)」、つまり、
クライエントに触れることをとおして
心を整えていく手法を学んでいます。
もちろん
クライエントとなり得る人の
身体に触れることが
侵襲的になったり
不快になったり
圧迫感を与えたりするはNGなので
そうならないような方法を
習得しようというのが
今回のトレーニングの目的なのですが
セラピストの身体の角度や
手を触れる位置などに無理があっても
「ここで身体のポジションを変えるのは
クライエントに失礼/迷惑をかける」
などと勝手に想像して
自分が無理強いしてでも
流れを止めずにこのまま進めよう!
…と頑張ってしまうセラピストが
多かったりするんですよね。
私も、そのタイプ。
でも
そうやって無理強いをすると
筋肉は緊張状態に入ってしまって
逆に
その緊張が触れている手を通して
クライエントに伝わってしまい
クライエントを不必要に
ナーバスにさせてしまう
…という現象が起きてしまいます。
大切なのは、決してセラピストが
自己犠牲を払うことではありません。
むしろ、その逆で、
自分にとって快適に感じられる
身体の角度や手を触れる位置などを
しっかりととらえて
まずは自分が緊張することなく
「楽な状態」でいられるポジションを
確保することこそが大事なのです。
そうやって
余計な力が入ることがない
リラックスした状態でいられると
それは
ちゃんとクライエントにも伝播して
クライエントもリラックスした
落ち着いた状態でいられるんですよね。
今日は
そんなことを自分自身の
肌感覚を通して学んだ1日でした。
セラピスト/カウンセラーに限らず
医師や看護師などの医療従事者、
保育士や幼稚園教諭、小中高の先生たち
「サムライ業」に従事している
士業の先生たち…などの
いわゆる対人援助職に就いている人たちは
総じて、自分以外の人たちに対する
ケアには熱心でも
自分のケアは後回しにして
多大な自己犠牲を払っていますが
実はこれは逆効果なんですよね‼️
人は
自分の安心安全が担保されてはじめて
自分自身の能力が十分に発揮され
それが故に
他者の役に立てることが可能になるもの。
ですから
「他者の役に立ちたい!」
と心底から願っているのであれば
目の前の人のケアに当たる前に
まずは自分のケアをしっかりとして
自身を整えることが
何より優先すべきことなのです。
医療従事者、教育関係者
福祉従事者、心理関連職
警察官、消防士、
弁護士、裁判官…etc.の
人の悩み事や困り事の解決に向けての
支援をする仕事に就いている人は
自己犠牲的になりやすいが故に
他の職種よりもバーンアウトを
起こしやすい傾向にあります。
肩の力を抜いて
自分自身の本来の力が発揮できる
リラックス状態に
自分を持ってくれさえすれば
それは目の前の人にも伝播し
好循環が生まれるものです。
そのためにも
自分自身を弛めていくことが
必要不可欠なんですよね‼️
真の意味で
他人の「不」を解決して
「人の役に立ちたい」のであれば
まずは
セラピー/カウンセリングの
セッションを通して
緊張を弛めて
自身を心身を整えるところから
スタートしてみませんか?
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