【vol.1744】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
AEDP™️セラピーの
真夜中のトレーニングも
ついに今晩が最終日!
アシストしている
日本人受講生の方たちもそうですが
我ながら自分でもよく頑張った!
と思います。
…と
既に終わったような言い草ですが
まだ終わっていないので(苦笑)
気を緩めることなく
明朝6時半まで頑張りたいと思います。
昨晩(というか明朝)のレクチャーで
「The AEDP Superego(スーパーエゴ)」
という話題になりました。
「スーパーエゴ」って
何のことだと思います???
めちゃくちゃ
エゴイスティックな人のこと
…ではありませんよ(笑)!
スーパーエゴとは
精神分析の創始者である
フロイトによって提唱された概念で
日本語では
「超自我」と訳されています。
スーパーエゴとは
養育者や学校教育をとおして
心の中に身についた
ルールや道徳観、躾や社会規範、
理想や倫理観などに従って
生きようとする心の動き
…とでも言いましょうか。
スーパーエゴは
道徳的な観点から善悪を判断して
「〜してはならない」
「〜すべきである」
などと私たちに指示を出す
心の中にいる警官というイメージに
近いかも知れません。
「クライエントの役に立ってない」
「私は頭がよくない」
「セラピストとして力量不足だ」
「他のセラピストだったら
もっと、このクライエントは
良くなっただろうに」
…etc.
講師のBenが
みんな、自分のこと、
そんな風に思ってない?
と受講生に問いかけたら
みんな一斉に頷いていたという…。
こんな風に思うのは
「こうあらねばならない!」という
スーパーエゴが
強く働きすぎている証拠
なんですよね。
セラピストとして
高みを目指すことは
大事なことだと思いますが
スーパーエゴが強く働きすぎると
自分で自分自身を崖っぷちに
追い詰めてしまうことに
なりかねません。
崖っぷちに佇んでいるときのような
恐怖感や不安を抱えていると
自分の持っている力は
十分に発揮できませんよね?
それは、ある意味、
当然のことなのですが
自分の持っている力が
十分に発揮できないことで
さらに
「自分はダメだ。能力不足だ」
という思いを強くしてしまって
ズブズブと沼の深みに
ハマっていってしまう…
という悪循環に陥りがちです。
このブログ記事では
セラピストを題材にして
お話をしていますが
スーパーエゴは
どんな人の心にもあるものなので
みなさんにも
ちょっとご自身を
振り返ってみて欲しいのです。
スーパーエゴは
私たちの心になくてはならない
存在ではありますが
スーパーエゴが強く働きすぎると
自己抑制的になってしまったり
完璧主義的になってしまったりして
自分らしく生きることが難しく
常に息苦しさを抱えながら
生きざるを得なくなってしまいます。
自分に自信が持てなかったり
思ったように
力を発揮できなかったり
自分の感情を表現することに
難しさを感じたり…などの
息苦しさや生きづらさの背景には
スーパーエゴが
強く働きすぎている可能性が
あるかも知れません。
何事もバランスは重要。
スーパーエゴが
バランス良く働けるようになって
自分らしくノビノビとした
人生が送れるよう
自分自身の心と
今一度、向き合ってみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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