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最後まで「自分らしさ」を貫いたアーダーン首相から学びたいこと

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【vol.1281】

 

こんにちは!

 

カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

数日前

ニュージーランドの

アーダーン首相が

 

 

突然辞任を

表明しましたよね。

 

 

 

 

 

実は

わたくし

その前の週に

 

 

今何かと話題の

ハリー王子と

メーガン妃が

プロデュースした

 

 

Netflixの

こちらの

ドキュメンタリー番組を

観たばかり。

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

 

アーダーン首相も

そのリーダーの

ひとりとして

取り上げられていて

 

 

 

 

彼女の

エピソードを観た

私は

 

 

彼女の言葉に

胸を打たれて

涙を流したほど。

 

 

 

以前から

彼女のことを

心の底から

尊敬していましたが

 

 

その番組を観た後

私の彼女に対する

尊敬の念は

さらに強くなって

 

 

「これから彼女は

 どんなことを

 してくれるのだろう?」

 

 

…と

(勝手に)ワクワクと

期待を膨らませていた

矢先の辞任のニュースに

 

 

ガックリ

肩を落として

しまいました。

 

 

 

 

 

が!

 

 

 

彼女の会見の内容を

ちゃんと観てみて

 

 

やはり彼女は

 

 

「真の強さ」

を有した

素晴らしい女性

 

 

であることを

再確認させられました。

 

 

 

(英語が得意な方は

 是非、観てみてください!)

 

 

 

会見の冒頭で

彼女は

こう言っています。

 

 

 

I’m leaving, because with such a privileged role comes responsibility – the responsibility to know when you are the right person to lead and also when you are not. I know what this job takes. And I know that I no longer have enough in the tank to do it justice. It’s that simple.
(私は辞任します。このような大いなる力には大きなる責任が伴います。その責任とは、自身がリーダーとして適切な人物であるかどうか、また、そうでないかをちゃんと知っているという責任です。この仕事がどれだけ大変か、私は知っています。そして、私には、もうその仕事の責任を遂行していくだけの力が残っていないのを、私はわかっています。(辞任の理由は)ただ、それだけです)

 

 

 

首相としての

自身の力不足を

必死に隠したり

 

 

首相として

持ちうる

大いなる力に

しがみついたり

するのではなく

 

 

こうやって

公の場で

 

 

自分自身の

vulnerability
(脆さ/弱さ
 …という意)

 

 

認めることは

容易なことでは

ありません。

 

 

 

むしろ

相当な

勇気を要した

ことでしょう!

 

 

 

 

 

また

アーダーン首相は

こうも言ってます。

 

 

I am human, politicians are human. We give all that we can for as long as we can. And then it’s time. And for me, it’s time,

私は1人の人間です。政治家も1人の人間です。誰しも、可能な限り自分の持ちうる力を全力投球しますが、時期にそれができなくなるときがやってきます。私にとって、今がその時なのです。

 

 

 

彼女は

首相である前に

ひとりの人間で

 

 

無敵の

スーパーウーマン

ではなく

 

 

私たちと

同じように

 

 

彼女にも

リミット(限界)が

あるのです。

 

 

 

それはまさに

セルフコンパッションで

いうところの

 

 

Common Humanity

(共通の人間性)!

 

 

 

Common Humanity

(共通の人間性)とは

 

 

✔️ 人間は誰しもが不完全

 

✔️ 失敗は誰しもが経験すること


✔️ 落ち込んだり、情けなくなったり

  やるせない…という気持ちは
人間として経験する当然の感情

 

 

…であり

 

 

決して

あなたはひとりでは

ないですよ!

 

 

という意味。

 

 

 

 

 

そういった

大切なメッセージを

アーダーン首相は

 

 

自らの体験を通して

積極的に

発信しているんです。

 

 

 

そのメッセージを

受けとった側として

あなたは

どう感じますか?

 

 

「首相という

 すごい立場に
 ある人でさえも

 そう感じるのなら

 
 自分が同じような

 気持ちになるのも

 無理もない」

 

 

そう

思いませんか?

 

 

自分を

大きく見せたり

 

 

イイところだけを

見せたり

するのではなく

 

 

等身大の自分を

惜しげもなく

見せてくれるからこそ

 

 

多くの国民は

彼女に共感を覚え

 

 

リーダーとしての彼女に

ついて行ったのだと

思います。

 

 

 

そして

彼女のスピーチは

こんな言葉で

締め括られていました。

 

 

 

I hope in return I leave behind the belief that you can be kind but strong, empathetic but decisive, optimistic but focused that you can be your own kind of leader, one that knows when it’s time to go.

優しくありながらも強くあり、共感的でありながらも決断力もあり、楽観的でありながらも集中力のある、引き際をしっかりと見定めることができるあなた自身のリーダーになれるのは、あなたしかいません。辞任に際する皆さんへの返礼として、私のこの信念をお贈りしたいと思います。

 

 

 

等身大の

自分自身を

包み隠さずにいること

 

 

共通の人間性を意識して

自身の不完全さを

受けいれること

 

 

そして

自分の人生の

ドライバーは

あくまでも

自分自身であり

 

 

ハンドルを握る力は

自分自身の

手中にあることを

しっかりと

認識すること。

 

 

 

 

 

アーダーン首相の

哲学には

 

 

自分らしく

生きるための

ヒント

 

 

…が

たくさんあります。

 

 

 

こういった

素晴らしいリーダーを

失うことは

 

 

ニュージーランド

という国のみならず

 

 

世界中の

多くの人にとって

大きな喪失となると

思いますが

 

 

弱音を吐くことが

共感とともに

許容されたり

 

 

メンタルヘルスを

犠牲にしてまでも

やり続ける仕事は

存在しない

 

 

…ということが

当たり前になる

世の中になることを

期待したいもの。

 

 

 

セラピスト/

カウンセラーとして

 

 

そういう社会を

つくっていけるよう

貢献していけたら

 

 

…と思います。

 

 

 

最後になりましたが

アーダーン首相、

お疲れさまでした!

 

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