「持ち札は多い方がイイ」というストレスマネジメントの鉄則

【vol.1573】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

世の中のデジタル化が加速して

現金を持たずしても

カード決済や電子決済で

ショッピングが可能になった今

 

 

こんなことが起きるとは

あまり想像していませんよね？

 

 

 

 

 

20数年前、

カナダ🇨🇦で生活していたときは

 

 

クレジットカード、もしくは、

デビットカードと呼ばれる

使ったその場で銀行口座から

引き落とされる銀行カードでの

支払いが主流だったので

 

 

お財布の中に

ほとんどキャッシュはなくとも

生活はできていたんです。

 

 

 

 

 

大学を卒業して日本に帰国しても

そんな感覚で生活をしていたので

お財布の中にあった現金は

2000円程度（苦笑）。

 

 

 

それを知った母に

こう叱られたことを

今でも覚えています。

 

 

 

「カードが使えなかったときのために

　お財布の中に1万円くらいは

　入れておきなさい‼️」

 

 

 

 

 

当時、私は20代半ばだったので

母からの助言を

「うるさいな〜」くらいにしか

思えなかったのですが

 

 

母はわたしに

 

 

「持ち札は多いに

　越したことはない」

 

 

と言いたかったんだと

今になって思います。

 

 

 

 

 

ストレスへの

対処方法も同じです。

 

 

 

対処方法がひとつしかなかったら

それが使えなかったときや

うまくいかなかったとき

詰んでしまいますよね？

 

 

 

 

 

大学病院に勤めていたころ

同僚のドクターに

 

 

「先生の

　ストレス解消方法って
　何ですか？」

 

 

と訊いたことがあるんですが

 

 

そのドクターは

「寝ることかな〜」

と答えたんです。

 

 

 

 

 

ストレスが高まってきて

うつの傾向が強まってきたとき

真っ先に影響を受けるのが

「睡眠」です。

 

 

 

つまり

眠れなくなる…ということ。

 

 

 

ですから

私のかつての同僚のドクターのように

 

 

寝ることが

唯一のストレス解消方法の人が

うつの傾向が強まってきたら

 

 

手持ちのカードがなくなってしまって

それこそ詰んでしまうんですよね。

 

 

 

ストレスマネジメントを考える上で

 

 

持ち札、つまり、選択肢は

多いに越したことはない‼️

 

 

というのが結論です。

 

 

 

ストレス解消方法は

「コーピング」と呼ばれますが

コーピングは100個くらいある

というのが理想的です。

 

 

 

 

 

どんなにショボくても構いません。

とにかく質＜量です‼️

 

 

 

ストレスを

少しでも（←ここがポイント‼️）

和らげてくれるようなこと

リストアップしてみましょう！

 

 

 

そして、ストレス状況下で

リストアップしたものを

徹底的に試してみることをとおして

 

 

自分にフィットしつつ

TPOにみ合った

ストレスマネジメント方法が

見つかることと思います。

 

 

 

もし、自分ひとりで

リストアップすることに

難しさを感じるようでしたら

 

 

専門家と一緒に考えてみても

イイかもしれませんね。

 

 

 

持ち札（選択肢）は多い方がイイ。