4月のワクワク感には要注意！

【vol.1717】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

先ほど、お昼ご飯を買いに外に出たら

着慣れないスーツに身を包んで

親御さんたちと一緒に歩いている

若者をたくさん見かけました。

 

 

 

恐らく、オフィス近くで

どこかの大学の入学式が

開催されていたんだと思います。

 

 

 

 

 

私は札幌の高校を卒業して

カナダ🇨🇦の大学に進学したので

スタートは9月だったのですが

 

 

一刻でも早くカナダに行きたくて

「そんなに急がなくても…」と言う

両親を振り切って

4月1日ジャストに渡加したという…。

 

 

 

ホームステイ先のお父さんが

バンクーバーの空港まで

迎えにきてくれると言っていたのですが

 

 

「ユカ、本当に来るんだよね？

　エイプリルフールだからって

　空港に行ったら来てないってことは

　絶対にないよね？」

 

 

と念を押されたほど（笑）

ワクワク感でいっぱいだったなぁ…と

笑顔で街中を歩く若者たちを見て

30年前の自分を思い出した次第です。

 

 

 

新しい生活やことが始まる

この４月のワクワク感って

素晴らしいものであることには

間違いないのですが

 

 

アラフィフ、かつ、

心の専門家になった今となっては

注意が必要だとも実感しています。

 

 

 

 

 

新しいことをはじめる時

そこに楽しさや期待を感じてるからこそ

ワクワクするのですが

 

 

そのワクワク感のポジティブな要素に

かき消されてしまって忘れがちなのが

 

 

新しいことをはじめる＝

未知の世界に踏み込む

ということ。

 

 

 

 

 

たとえそれが

どんなに楽しみにしていることであっても

 

 

未知の世界に踏み込むときは

何もかもが予測不可能なため

 

 

無意識のうちに

心身ともに緊張を強いられるもの。

 

 

 

しかし

ワクワクという感覚は

そういった心身の緊張だけでなく

 

 

緊張から生じる疲労にも

覆いかぶさってしまうことが

非常に多く

 

 

私たちは

緊張や疲労そのものに

気づくことができず

 

 

適切なケアが

施せなくなってしまうんですよね。

 

 

 

そういう意味で要注意！なんです。

 

 

 

 

 

どんなに楽しいことやイイことでも

エネルギーは確実に消耗されます。

 

 

 

消耗されたエネルギーを

チャージ（充電）しないことには

エネルギーは枯渇する一方です。

 

 

 

4月は、特に、

社会全体に蔓延している

並ならぬワクワク感に

かき消されてしまって

 

 

自分の緊張や疲れ度合い

（エネルギーレベル）を

ちゃんと把握するのが

難しくなる時期でもあるので

 

 

「まだ、大丈夫！」などと

自身のエネルギーレベルを過信せず

 

 

むしろ、慎重になって、休息を

積極的、かつ、意識的に取り入れて

エネルギーチャージを強化するが吉！

 

 

（我が家の愛猫リオ坊ちゃん）

 

 

 

これが

いわゆる五月病を回避する

一番のコツだと思います。

 

 

 

ワクワク感は

決して悪いものではありませんが

落とし穴があることは

知っておいて損はありません。

 

 

 

新しい生活に

スムースに馴染んでいくためにも