自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

その批判的な内なる声は、誰のもの?

LINEで送る
Pocket

【vol.1527】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日はオフィスの定休日。

 

 

 

昨日は4時半起きで

かなり疲れていたこともあって

朝はゆっくりしよう…と

思っていたのですが

 

 

外が明るくなってきたのに

気づいた途端

 

 

「いつまで寝てるつもり?
 だらしない‼️

 やることだって

 たくさんあるでしょ⁉️」

 

 

…という

内なる声が聞こえてきて

心臓がバクバクし始めました。

 

 

 

一旦そうなってしまうと

内なる声の言ってることが

気になってしまって

 

 

目は閉じていましたが

眠っているようで

眠れていないという状態に…。

 

 

 

 

 

今朝はそれでもしぶとく

ベッドの中にグダグダと

留まっていましたが

 

 

せっかくの休日に

もう少しだけじっくり休んで

疲れをしっかりとりたかったのに

 

 

内なる声に振り回されて
そうできなかったことに

ついついイラっとしてしまいました。

 

 

 

誰にしも

こういった「内なる声」は

あるもので

 

 

大抵の場合、

それは批判的です。

 

 

 

 

 

「内なる声」は

自分の心の中に存在しているので

 

 

それは紛れもなく

「自分自身の声だ!」と

信じて疑わない人は多いのですが

 

 

その由来をたどっていくと

それは自分自身のものではない‼️

ということが見えてきます。

 

 

 

「いつまで寝てるつもり?
 だらしない‼️

 やることだって

 たくさんあるでしょ⁉️」

 

 

…という

私の内なる声とは裏腹に

私は寝るのが大好き❤️

 

 

 

時間があったら

ずーーーーーーーーーっと

寝ていたいタイプの人間です。

 

 

 

出掛ける予定がなかったら

お化粧もせずに1日中ベッドの上で

ダラダラ過ごすのも大好き❤️

 

 

 

 

 

なのに

どうしてこんな内なる声が

聞こえてくるのか?

 

 

…というと

私の母の影響

なんですよね。

 

 

 

休みの日くらいは

寝坊してパジャマ姿で

ダラダラしたいじゃないですか?

 

 

 

母はそういうのが

一切ダメな人間だったんです。

 

 

 

「休みだからって

 いつまでダラダラしてるつもり?」

 

「昼になっても

 パジャマのままでいるだなんて
 だらしない」

 

「そんな格好をしていて

 誰かが突然きたらどうするの?

 みっともないでしょ⁉️」

 

 

 

口を酸っぱくして

そんなセリフを吐いては

とても不機嫌な顔を

見せられていたので

 

 

何も悪いことなんて

してなかったのに

どこからともなく湧いてきた

罪悪感に苛まれていた

…という。

 

 

 

そんなこんなで

幼い頃から繰り返されてきた

母のセリフと不機嫌な表情は

 

 

休みの日にダラダラするのは

だらしなく、非生産的で、

みっともないダメなこと

…という考えを

私に植えつけたと同時に

 

 

 

私の心の中に

あたかも私の声として

刻み込まれてしまった

んですよね〜。

 

 

 

 

 

しかも

この内なる声は

自動操縦のように

無意識のうちにリピートされる

 

 

…という要らないオマケまで

もれなくついてきます(苦笑)。

 

 

 

自分自身のことを

必要以上に責めたり

言われもない罪悪感を

抱きやすい人の話を聴いていると

 

 

この批判的な「内なる声」に

打ちのめされてしまっていることが

多かったりします。

 

 

 

「その心の声って、
 誰の声ですかね?」

…と尋ねると

 

 

みなさん訝しげに

「私の声ですが…」

と答えますが

 

 

丁寧に

その源流をたどっていくと

 

 

「それって
 親の言葉(考え/価値感)
 だったんですね‼️」

 

 

という気づきに至るポイントが

必ず出てきます。

 

 

 

これに気づくことさえできれば

 

 

「それは親の言葉(考え/価値感)で

 私のものではない」

 

 

…と自他の境界線を引くことが

グッとやりやすくなって

 

 

心の内に

知らず知らずのうちに刻み込まれた

親の言葉(考え/価値感)に

振り回されることが少なくなってきます。

 

 

 

 

 

クライエントが

これに気づきはじめると

内なる声を口にした瞬間に

 

 

「あ‼️

 これって親の言葉でしたね。

 アハハハハ!」

 

 

…などと

自他の境界線をすぐに

自らで明確化できるようになるのが

非常に興味深い‼️

 

 

 

そして、そうやって

むやみやたらに

感情に呑み込まれることなく

 

 

自らの力で

感情の調整をはかっていくことが

徐々にできるようになってきます。

 

 

 

内なる声は

自分の中にあるものなので

自分自身の声が反映されている

…と思われがちですが

 

 

批判的な内なる声は

大抵は別な人のもの。

 

 

 

その真相を探ることは

自他の境界を

明確にしてくれるだけでなく

 

 

感情の調整力を高めてくれたり

自分の欲求やニーズに気づいて

それらを満たすための

礎となってくれます。

 

 

 

批判的な内なる声に

振り回されるのではなく

 

 

その正体を探って

自分の船の舵は自分で切る力

を取り戻しませんか?

 

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

LINEで送る
Pocket

お問い合わせ

住所 〒060-0042
札幌市中央区大通西1丁目14-2
桂和大通ビル50 9F
マップを見る
営業時間 【火~金】13:00~20:15
【土】10:00~17:00
定休日 日・祝日・月

           

女性公認心理師
臨床心理士

                               
名前向  裕加
住まい北海道