自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

トラウマからの回復に不可欠なもの

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【vol.1397】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

私が小学1年生の頃から住んでいた実家は

建て直しのために解体されてしまったのは

先月のブログの記事でもお伝えしたとおり。

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

 

今月のはじめに

妹から写真が送られてきたときは

私が住んだ家の跡形は

全くなくなってしまっていて

 

 

 

 

この前の日曜日には

地鎮祭が執り行なわれて

建替え工事もついに着工しました。

 

 

 

実家がなくなることについては

ほんのちょっぴり寂しく思っていましたが

ぶっちゃけた話をすると

実はそれほど悲しいという気持ちは

私の中にはなかったのです。

 

 

 

早いうちから実家を離れて

海外で生活していたから

愛着がなかったのかも?

…と思いながらも

 

 

その一方で

 

 

「ちょっぴりしか

 寂しく思っていないのは

 私が薄情な人間だからか?」

 

 

…とえもいわれぬ罪悪感を

抱いていたのも事実です。

 

 

 

昨今世間を騒がせている

ジャニーズ事務所の性被害のニュースや

 

 

 

 

昨日観終わったNetflixで配信されている

『ハンナ・ギャズビーのナネット』

という番組を観ていて

 

 

(めちゃくちゃオススメです👍)

 

 

レズビアンのコメディアンであるハンナが

子どもの頃や20代の頃に性虐待・被害を

受けていたことを見聞きした影響か?

 

 

 

昨日の帰宅途中、

ふと実家のことを考えていたとき

遠い昔の記憶が思い出されて

 

 

育った実家が

跡形もなくなってしまうことに

それほど悲しくならなかったのには

それなりの正当な理由があったのだ

 

 

…と合点がいきました。

 

 

 

 

 

取り壊された実家⬆︎が建って

1年ほどした小学校2年のとき

 

 

一階にあった

車庫のシャッターを全開にして

同い年の従姉や妹と遊んでいたとき

 

 

男性が車庫の奥にある物置に

入り込んでいたのを知らなかった私は

 

 

その物置に鳴りを潜めていた

男性に脅されて

性被害を受けたことがあります。

 

 

 

私自身の身体に

何ひとつ傷はつけられませんでしたし

私に起きたことを理解するまでには

時間はかかりましたが

 

 

実家が存在して

あの忌々しい出来事があった

車庫を目にするたびに

 

 

そのときに

否応がなしに感じさせられた

屈辱感や恐怖感が

忘れた頃に蘇ってきては

私の心を揺るがしていた

 

 

…というのは

紛れもない事実なのです。

 

 

 

だから

実家が取り壊されたとき

寂しさや悲しさよりも

 

 

あの忌々しい

出来事(トラウマ)から

ようやく私は自由になれる‼️

 

 

という安堵感の方が

はるかに大きかったことに

気づかされたのです。

 

 

 

 

 

あの忌まわしい出来事が起きて

40年近い年月が経とうとしているので

当時の記憶もかなり薄れてきていますし

 

 

この一件と向き合うワークも

たびたび重ねてきたので

「整理がついている」こととして

捉えていたつもりでしたが

 

 

やはり何かの拍子に

揺さぶれることはあるんだなぁ

 

 

…ということを

改めて実感した次第です。

 

 

 

ただ

揺さぶれることはあっても

自分自身でハンドリングできる範囲に

収められていることや

 

 

「過去」と「現在」をちゃんと区別して

「今」を生きることができるようになると

 

 

起こってしまったトラウマを

なかったことにはできないながらも

 

 

「それは私の責任ではなかったのだ」

 

 

とそれまで抱いていた

罪悪感や恥と自分自身を切り離して

考えることができるようになったり

 

 

「それに対処できる力(レジリエンス)
自分にはあるのだ」

 

…というような

主導権の回復につながっていったりして

 

 

トラウマの記憶に

一喜一憂させられることなく

 

 

新しい一歩を

力強く踏み出すことが

できるようになっていきます。

 

 

 

 

 

トラウマ治療とは

損なわれたものを取り戻すだけでなく

 

 

自分自身の人生に対する

sense of agency(主導権)を
再び掌握するのをサポートする

大切なプロセスであり

 

 

そこには

安心安全が常に担保されていて

 

 

揺れ動く気持ちを

しっかりと受けとめてくれる

他者という存在が不可欠です。

 

 

 

私と一緒にトラウマ(心の傷)を癒して

新しい一歩を踏み出していきませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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