生きとし生けるものに備わっている成長欲求

【vol.1327】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

私が学んでいる

AEDP

（加速化体験力動療法）

と呼ばれるセラピーには

 

 

トランスフォーマンス
（Transformance）

というコンセプトが

あります。

 

 

 

AEDP研究所の

上級教員であり

 

 

この本

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

の著者である

花川ゆう子さんは

 

 

「トランスフォーマンス」

 

 

…を

こう定義しています。

 

 

「トランスフォーマンス」というのは、私たち誰しもがもっている変容していく力、成長に向かう力、つながる力、自己治癒力、自分のなかの正しさを知る力、などの総称で、アメリカの心理学者ダイアナ ・フォーシャによって提唱されました（Fosha, 2007a, 2008; Russell, 2015）。（p.59-60）

 

 

 

もっと

シンプルに

表現するなら

 

 

人間に

生まれながらに

備わっている

 

 

成長欲求

 

 

…と

表現できるかも

知れません。

 

 

 

私のなかでの

トランスフォーマンスは

 

 

芽のような

イメージです。

 

 

 

 

 

植物の芽が

スクスクと

育っていくためには

 

 

太陽の光や水、

そして、栄養などが

必要ですよね？

 

 

 

 

 

それと

同様に

 

 

私たち

誰しもが

持っている

 

 

成長欲求

という芽を

育てていく

ためには

 

 

人との

関わりの中で

感じられる温かさ

（太陽の光）や

 

 

 

 

 

豊かな感情体験

（栄養や水）

が必要です。

 

 

 

 

また

植物の成長を

疎外するような

障害物があれば

 

 

それを

取り除いていくことが

必要不可欠であるように

 

 

前に進むことの

妨げとなっている

 

 

未完了の問題や

トラウマ、

傷つきがあれば

 

 

それを

癒していくことが

必要があります。

 

 

 

 

 

AEDPの

セラピーでは

 

 

たとえ

小さくとも

 

 

クライエントのなかに

存在している

トランスフォーマンスの

芽を見出して

 

 

それに着目し

 

 

生命力に溢れる

そのエネルギーが

 

 

少しずつ

大きくなるように育て

 

 

そして

いつか花開くように

サポートしていきます。

 

 

 

 

 

ここ数日

札幌では

 

 

雪どけが

一気に進んで

 

 

 

 

 

地上には

さすがにまだ

芽は出ていないものの

 

 

冬の間

雪の下で

じーっと眠っていた

植物のエネルギーが

 

 

なんとなく

感じられるように

なりました。

 

 

 

私たちの

心のなかにある

トランスフォーマンスの芽も

 

 

きっと

大きくなるのを

待ちわびています。

 

 

 

安心や

あたたかさを

感じられる

関係性のなかで

 

 

トラウマや

心の傷を

癒しながら

 

 

感情体験を

深めていくことで

 

 

トランスフォーマンスの芽を

しっかりと育み

 

 

成長や幸福といった

大きく美しい花を

咲かせませんか？