
【vol.2105】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
嘱託カウンセラーとして
従業員のメンタルヘルスケアに
携わらせてもらっている
STV(札幌テレビ放送)の
保健師さんにオススメしてもらった
こちらの本⬇︎⬇︎⬇︎を
現在進行形で読んでいます。
この本の著者は
ビリギャルの慶應合格を支えた塾の先生。
全く興味がなかったものの
読み初めてみたら、思いの外、面白くて、
今は
ページをめくるのを楽しみにして
読み進めているところです。
最近、この本を読んで
めちゃくちゃ共感したことが
ありました。
ビリギャルこと
小林さやかさんが
受験勉強に行き詰まっていたときに
彼女の塾の先生である坪田氏が
「山登り」することを勧めたんですよね。
どうして塾の先生が
自分に山登りを勧めたのか?が
理解できなかった彼女は
自身の母親に問うてみると
彼女の母は、こう答えたそうです。
…山登りでは、ずうっと足元を見て歩かなきゃいけないんだよね。たまに、頂上をみて、あそこまでたどり着いたら、どんな風景が見えるだろうな〜?、っておもいながら、また目を足元に戻して、また一歩、また一歩って歩んでいくんだよね。
足元しか見えないと、つらくて、悲しくって、つらくて、つらくて、しょうがないんだけど、そうして登っていくと、いつの間にか、思いがけず高いところまで登っていて、すごい景色が見えたりするんだよね。
だから坪田先生は、山登りするといいって言ってたんじゃないかな。
今は頂上はるか先で、あんなとこ、行けないよ!って思うけど、でも山登りって、一歩一歩しか進めないんだよね。(p.164)
このお母さんの言葉を読んで
これはセラピーそのものだと
感じました。
苦しくても、辛くても、
今の自分にできるのは
足元を見て
一歩ずつ進んでいくことだけ
なんですよね。
どれだけ遠くに
頂上(ゴール)がみえても
そこへ一気にたどり着ける近道なんて
やっぱり存在しないのです。
「今」の足元を見つめて
しっかりと踏みしめ
また一歩、また一歩と進んでいく。
それを繰り返していくうちに
ふと振り返ったとき
「あれ?こんなところまで来てたんだ」
って思える瞬間が
確かにやってくるものなのです。
セラピーも、まさに、そんな道のり。
焦らなくていい。
(頂上/ゴールが)見えなくてもいい。
足元だけをしっかりと見据えながら
私と一緒に歩いていきませんか?
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