【vol.1972】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日の朝、掃除機をかけているときに
ふと槇原敬之さんの平成の名曲
『どんなときも』が頭の中をよぎりました。
かれこれ30年以上前
高校2年でカナダに留学するとき
同じクラスの仲良しの子が
「留学のお供に…」と
いろんな曲を録音したカセットテープ
(懐かしい!)を作ってくれたんですよね。
『どんなときも』はその中の一曲でした。
サビの部分の
どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言える気持ち 抱きしめてたい
という歌詞は有名で
世代を超えた普遍性のある内容で
私も共感を覚えるのところなのですが
何気に私のクライエントを思い出しては
(特定の方ではなく…)
「嫌なものは嫌!」と言えるようになると
その人がグッとその人らしく
いられるようになるよなぁ
と思ったりした次第です。
「好きなものを好き!」と言うよりも
「嫌なものは嫌!」と言う方が
よっぽど勇気もエネルギーも要るので
そう簡単なことではありません。
それが故に
「嫌なものは嫌!」と
言えるようになるということは
自分自身の「嫌」という
ネガティブな感情や感覚でさえも
ありのままに許容できる
健全な自己肯定感が
育ってきている証でも
あるんですよね。
ですから
「好きなものを好き!」と言える以上に
「嫌なものは嫌!」と言える気持ちを
クライエントには大事にしてほしいと
思っています。
ネガティブな感情や感覚は
「感じて/持ってはならない!」と
思い込んでいる人が多いので
最初のうちは
「嫌なものは嫌!」と言ったことへの
罪悪感にかられるクライエントも
決して少なくないのですが
そうすることが
自分自身を守るために必要不可欠だったり
結果として
ホッとしたり、不安や不快感から
解放されることにつながったりする
…ということを
自身のリアルな体験として感じられると
徐々に罪悪感も軽減していって
堂々と「嫌なものは嫌」と言えるようになって
より自分らしくいられることで
イキイキとしはじめるんですよね。
そういった変化が少しでも見られると
どんな風にそのクライエントが
変わっていくのか?を想像して
私までワクワクしてきちゃいます。
「好き」という気持ちだけじゃなくて
「嫌」という気持ちも
同じくらい大切にしたいものですが
そういった
ネガティブな感情を大切にすることに
ブレーキがかかっているようでしたら
いま一度、感情との向き合い方を
私と一緒に見直してみませんか?
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