感情とつながることが「自分らしく生きる」ために必須なワケ

【vol.1696】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

私にとっての

「自分らしく生きる」

ということは

 

 

ひとりの臨床家としても

ひとりの人間としても

 

 

昔から重要な

ライフテーマとして

存在しています。

 

 

 

他の人と同じように

 

 

イイ高校に入って

イイ大学に入って

イイ会社に入って

 

 

イイ人と結婚して

イイ家庭を築いて

…というような

既定路線の人生を歩むことは

 

 

 

 

「自分」という人間を

見失ってしまいそうで

 

 

受験勉強の荒波に呑まれて

溺れてしまう前に

留学しようと決心をしたのが

高校1年生のことでした。

 

 

 

それ以来

 

 

「自分らしさとは何か？」

 

「自分らしく生きるとは

　どんな人生なのか？」

 

 

ということを

常に自分自身に問いながら

生きてきたように思いますが

 

 

私にとって真の意味で

「自分らしく生きる」ことが

可能になったのは

 

 

マインドフルセルフコンパッション

（MSC™️）やAEDP™️セラピー、

EFT（感情焦点化療法）をはじめとする

自身の内側で湧き起こる感情に

フォーカスを当てて

 

 

それらの感情のプロセスを

しっかりと促進するような

セラピーのトレーニングを

受けるようになってからなので

ここ10年くらいのことです。

 

 

 

 

 

「自分らしさ」

というものを形づけるのは

 

 

自分がどう感じて

その感じたことに対して

どう反応するのか？

 

 

…ということが

ベースにあります。

 

 

 

どんなことが好きで

どんなことが嫌いか？

 

 

 

どんなこと／ものに

心地よさを感じて

どんなこと／ものを

不快に感じるか？

 

 

 

どんなとき／ことに

喜びや楽しさを感じて

 

 

どんなとき／ことに

悲しくなったり

イライラしたりするのか？

 

 

 

こういっ問いに対する答えが

「自分」という人間が

どういう人間であるのか？

 

 

…という

「自分らしさ」の輪郭を

形づくっています。

 

 

 

つまり

自身の感情とのつながりこそが

「自分らしさ」の根幹

なんですよね。

 

 

 

 

 

ですから

自分自身の感情を遮断したり

否定したりしている限り

 

 

いつまでたっても

「自分らしさ」が見えてこないのも

当然と言えば当然のことなんです。

 

 

 

自分自身の内側で起きる感情を

素直に感じとって

それをありのままに受けとめて

感じきっていく

 

 

…というプロセスに

慣れていない人にとっては

かなりの勇気が要りますが

 

 

自分の感情と

しっかりとつながりを

持つことさえできれば

 

 

「自分らしく生きる」は

決して不可能ではありません。

 

 

 

感情を避けたり

遮断するのではなく

感情につながることで

 

 

真の意味で

「自分らしく生きる」という感覚を

自分のものにしてみませんか？