【vol.1503】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
私がセッションをする際には
AEDP™️セラピー(加速化体験力動療法)
と呼ばれるアプローチをベースにしていて
感情をプロセス(感じきる)ことに
フォーカスを当てて
セッションを進めていくのですが
この「感情をプロセスする(感じきる)」
ということがどういうことなのか?が
よくわからずに戸惑う人は少なくありません。
「泣いてはならない」
「怒るのはみっともない」などと
「感情を感じるな‼️」
ということは
子どもの頃から
口酸っぱく教えられてきましたが
逆に
「感情をしっかり感じる」とは
どういうことなのか?を
教わったことがないがために
今さら
「感情をしっかり感じましょう!」
と言われても
ポッカーンとなってしまうのも
無理はありません。
私自身も
この仕事に就くまで…というか
感情にフォーカスを当てる
アプローチを学ぶようになるまで
「感情を感じる?
はぁ?なんのこと?」
…と思っていた人間なので😅
わからなくても
どうぞ心配しないでください‼️
先に話したように
「泣いてはならない」
「怒るのはみっともない」
などと言われて育ってきた
私たちの多くは
「こんな気持ち/感情になるのは
ダメなこと」と
自分自身が感じていることの
「良し悪し」や
「正しい」「間違い」を
常にジャッジしています。
天気に「良し悪し」や
「正しい」「間違い」がないように
私たちの感じることに
「良し悪し」も
「正しい」「間違い」もありません。
悲しさを感じるのであれば
悲しいし
怒りを感じるのであれば
怒っている。
実にシンプルなことで
自分が感じていることを
ありのままに受けいれることが
「感情をプロセスする(感じきる)」
第一歩になるのですが
なんせ
(特にネガティブと分類される)感情は
ダメなもの/感じてはならないもの/
悪いものなどと
否定的な反応と共に
受け入れてもらえなかった経験が
幼い頃から積み重ねられているので
感情がわき上がってきたときには
オートマチックに感情を避けたり
フタをしたりしてしまうんですよね。
長年そうやってきたので
一瞬のうちに感情を避けたり
フタをしちゃったりしてるので
本人でも気づいていない…というのが
実に厄介だったりするのですが
スローダウンして
じっくりと時間をとって
好奇心を持ってオープンマインドで
自分の内側に意識を向けてみると
自分のありのままの気持ちや感情が
ひょっこりと顔を出してくれるもの。
そんなときには
「良し悪し」や「正しい」「間違い」
といった批判や評価は一旦脇において
「私はこんな気持ちでいるんだな」
「こういう感情を体験しているんだ」
…などと、ただただ、
自分の気持ちや感情に気づいて
心の中に十分なスペース(余地)を
つくって(与えて)あげましょう。
…と
いとも簡単に言ってますが
実は
言うは易く行うは難し
だったりするんですよね。
ありのままの感情を受けいれることは
「感情をプロセスする(感じきる)」
ための土台となるので
誰しもに身につけてもらいたい
重要なスキルですが
ひとりでは難しさを感じたり
なかなかうまくいかないようなら
専門家の力を借りてみませんか?
自身の感情体験にオープンになれると
活力や生命力が増して
人生がより豊かになるのを
感じられることでしょう。
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
---|---|
営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
定休日 | 日・祝日・月 |