自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

「クライエントの靴を履いてみる」という体験

LINEで送る
Pocket

【vol.1473】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

先週末に終わった

Emotionally Focused Therapy(EFT)

と呼ばれるトレーニングでは

 

 

受講生が

自分が実際に実施した

カップルセラピーのセッションか

デモのセッションの録画動画を

他の受講生や講師に見せることが

受講の必須条件となっていました。

(もちろん、クライエントの同意の上で!)

 

 

 

 

 

カップルにせよ、個人にせよ、

セラピー/カウンセリングのセッションには

守秘義務が発生するので

他の人に見られる機会って

ほとんどないんですよね〜。

 

 

 

だから

自分のセッションを

他の人に見られるということには

当初、かなりの抵抗がありました。

 

 

 

EFTだけじゃなく

AEDP™️セラピーの

スーパーヴィジョン(指導)も

 

 

基本的には

実際のセッション録画を

指導者の人と一緒に観て

検証をしていくので

 

 

自分のセッションを

他の人に見せることには

だいぶ慣れてきていましたが

 

 

今回のEFTのトレーニングでは

グループの人数の振り分けの関係で

ネイティブレベルの英語を話す

英語話者のグループに振り分けられたことで

 

 

英語でしたセッションの動画を

他の人に観られるという

別な抵抗感がありました。

 

 

 

「失敗したら恥ずかしい」

「こんなこともできないのかと思われる」

 

 

…というのは

先週末のトレーニングだけでなく

指導者にセッション動画を観てもらう前に

未だに抱いている不安ですが

 

 

今回はこれに加えて

 

 

「『大して(英語)喋れないくせに』

 とか『何言ってるか分からない』

 と思われるに違いない」

 

 

という不安でいっぱいでした。

 

 

 

 

 

でも

勇気を出してやってみたら

 

 

グループの他のメンバーや講師から

あたたかいフィードバックを

いただけたんですよね〜。

 

 

 

不安が払拭されただけでなく

これほどにも不完全だる自分を

あたたくオープンマインドで

受けとめてもらえるということは

こんなにも心地良いものなのだ!

 

 

ということを

自分に身をもって感じられたことは

本当に貴重な体験でした。

 

 

 

 

 

立場は異なりますが

おそらくセラピーやカウンセリングを

受けようと思っている人は

 

 

私と同じような気持ちで

やってくると思うんですよね〜。

 

 

 

「そんなちっぽけなことで
 悩んでいるのか?

 と思われたら恥ずかしい」

 

 

「こんなこともできないのかと

 思われるんじゃないだろうか?」

 

 

 

きっと

そんな不安が頭をよぎりながらも

意を決してセッションを受けに

来ているんだと思うんですよ。

 

 

 

それは、ある意味で

自分の恥部を赤の他人に

さらけ出すということ。

 

 

 

それが

どれだけ勇気がいる行為であるのかを

私も知っているだけに

 

 

オフィスにやってきて

自分自身の脆い部分をシェアしてくれる

クライエントの勇気あるアクションを

心の奥底からリスペクトしていますし

 

 

そういったリスペクトの気持ちが

オープンマインドであたたかく

クライエントを受け入れることを

ごく自然に促進させてくれるように感じます。

 

 

 

英語には

“In someone’s (his/her) shoes”

という表現があります。

 

 

 

 

 

直訳すると

“誰か(彼/彼女)の靴の中”

ですが

 

 

これは

「誰か(彼/彼女)の立場になって」

という意味になります。

 

 

 

自分のセッションビデオを

他人に見せるというのは

 

 

私にとって、まさに、

「クライエントの靴を履いてみる」

という体験そのもの。

 

 

 

こういった体験は

私自身の不安や恐怖心を

かき立てられる一方で

 

 

クライエントがしているであろう

感情体験に対する理解を

より一層深めてくれることにも

間違いなく、役に立っています。

 

 

 

そういう意味で

どんなに経験を積んでも

どんなにベテランになっても

いくつになっても

 

 

これは私が大切にしていきたい

セラピスト/カウンセラーとしての

体験であり、視点であり、姿勢です。

 

 

 

セラピー/カウンセリングを受けるために

踏み出す一歩をには

相当な勇気が必要とされますが

 

 

 

あなたのその勇気を

大切に、そして、丁寧に

扱うことをお約束します。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

LINEで送る
Pocket

お問い合わせ

住所 〒060-0042
札幌市中央区大通西1丁目14-2
桂和大通ビル50 9F
マップを見る
営業時間 【火~金】13:00~20:15
【土】10:00~17:00
定休日 日・祝日・月

           

女性公認心理師
臨床心理士

                               
名前向  裕加
住まい北海道