【vol.1021】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
1週間にわたる
SomaticExperiencing®︎
(SE™️)の
中級レベル後半の
トレーニングも
ついに
今日が最終日‼️
はじまる前までは
1週間も
トレーニングだなんて
「あ〜、長いなぁ」
と思っていましたが
ここまできたら
1週間が
あっという間だった
…という感じです。
1日の
スケジュールは
午前中に
その日のテーマの
レクチャーと
講師の先生たちによる
デモンストレーションを
見せていただいて
午後は
受講生たちが
3人1組のグループ
になって
その日学んだことを
役割を順番に交代して
実践練習をしていきます。
講師の先生は
それぞれのグループを
見てまわるのですが
なんせ
グループの数が
17もあるので
今までの
トレーニングで
自分が実践練習を
しているときに
講師の先生に
見てもらったことが
なかったんです。
でも
ようやく昨日は
講師のLaelに
私がセラピスト役として
セッションをするところに
立ち会ってもらう
機会に恵まれました。
(英語ですが、動画を観て、
是非Laelの雰囲気を味わってみてください)
途中で
アシスタントの方に
助け舟を出して
もらいながらも
それなりにうまく
セッションを
運ぶことができて
自分でも手応えを
感じていて
「落ち着いた
プレゼンス(存在感)とともに
スムーズに
セッションを運んでいて
とても良くできていたわ。
素晴らしい!”」
とLaelからも
とてもポジティブな
フィードバックを
もらいました。
「よかった、
よかった〜!」…と
胸を撫で下ろしていると
Laelが
「あなたのセッションが
もっと良くなるために
suggestion(提案)が
あるの」
とアドバイスを
くれたんですよね。
私が苦手意識を
持っていることについての
アドバイスで
ありがたいと
思っていたので
そう彼女に伝えたら
Laelは私に
更にこんなことを
訊いてきました。
「私が
『suggestionがある』
と言ったとき、
あなたの身体が
ビクッと動いたのに
気づいたかしら?」
その瞬間は
全く意識して
いませんでしたが
Laelに
そう指摘されて
確かに身体が
勝手にビクッとしたのを
思い出しました。
そして
Laelは
こう続けました。
「あなたのセッションを
さらに良いものにするための
“suggestion”で
決して批判では
なかったのよ。
あなたは十分に
うまくやっていたわ。
でも
あなた自身は
自分がうまく
できていたことを
ちゃんと
受けとめられて
いるかしら?」
頭では
ちゃんと
受けとめている
“つもり”だったのですが
どうやら
身体の方は
そうでもなかった模様…。
この身体の
リアクションは
どこから
やってきたもの
だろう?
…と考えていたら
ふと父のことが
頭に浮かんできました。
子どもの頃
96点のテストを
持って帰って
父に見せると
「よく頑張ったね!」
と褒められることは
一切なく
「どうして
あと4点が
取れなかったんだ?」
…と
そっけなく
言われたり、
一科目だけ
「4」だったことを
除いては
他は「5」という
評価がついた通知表を
父に見せても
「オール5じゃないんだ」
…とこぼされたり
していたんですよね。
どんなに頑張っても
父を満足させる/
喜ばせることは
できない。
周りの人が
どんなに良い評価を
してくれようとも
血の繋がった父親でさえ
褒めてくれることが
ないんだから
みんなが
言ってくれることは
社交辞令にすぎない。
周りが私に抱く
印象とは裏腹に
私は無力感と
強い不全感を
常に抱いている
人間でした。
Laelのsuggestionは
私のセラピストとしての
成長を願ってのことなのに
私自身は
suggestionの余地が
あるということは
パーフェクトに
できなかった証
…と捉えて
「パーフェクトでは
ないことを
責められるのかも?」
と身体が瞬時に
防衛モードになって
緊張感が強まった結果、
それに呼応するように
身体がビクッと
反応したんでしょうね〜。
Laelは
私の父ではないにも
かかわらず…。
この10年ほど
親との関係性について
自分なりに
向き合ってきて
ある程度
整理がつけられたと
思っていましたが
まだ
処理しきれていない
鬱屈とした
未完了のエネルギーが
身体の中に
残っているようです。
SE™️の
トレーニングの過程では
自分自身も
セッションを
受けていかなければ
ならないので
この一件については
セッションを受けて
もっと
自分自身への理解を
深めていきたいと
思います。
わずかな
身体の動きすらをも
見過ごさない
Laelもすごいですし
そんな
身体の小さな動きから
思いもかけない
大きな気づきが
生まれる
…ということにも
驚かされます。
身体の叡智を
侮ることなかれ!
そんなことを
念頭に置きながら
トレーニング最終日の
実践練習に
挑みたいと思います‼️
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