【vol.1407】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
最近なんだかなぁ…と思う
ニュースが多いですよね。
どんどん明るみになっていく
ジャニーズ事務所の性被害の事件だったり
我が国の首相の息子が
首相官邸で忘年会をして悪ふざけをしたのに
「厳重注意」だけで終わってしまったり
長野県では
猟銃で4人の人が射殺されたり…と。
溜め息しか出てきません。
コチラのニュースにも
思わず溜め息が出てしまいました。
電気代や生活用品などの値上げラッシュで
生活が苦しくなる一方なのに
新たな税金を徴収するという政府に対して
「イイ加減にしてほしい!」と
頭に血が上る感覚を体験したのですが
ニュースの記事を読んでいるとき
「国民一人当たり年間1000円の負担」
という一文を読んで、ふと、
「たった1000円くらい
負担が増える程度でギャーギャー騒ぐ私って
どんだけ器がちっちゃいの?」
と考えている自分にも気づきました。
頭に血が上る感覚は「怒り」という感情が
湧き上がってきたときに体験する身体感覚で
怒りという感情にはれっきとした役割があります。
怒りは、理不尽な扱いをうけたときなど
「あなたの権利が侵害されていますよー!」
というサインを私たちに送ってくれています。
そのサインをキャッチすることができて
私たちは「やめて下さい!」などと
声を上げることが可能となり
自分を守ることができるんですよね。
そういう意味でも
「怒り」は大事な役割を担っています。
しかしながら
そういった私たちの身体感覚を
キャッチするのを妨げるものがあります。
それは何か…というと
私たちの「考え(思考)」です。
「1000円ポッキリで
ギャーギャー騒ぐだなんて
どんだけ器がちっちゃいのか」
という私の考え(思考)は
怒りという感情を持つのはみっともない
怒りを感じてはならないなどと
怒りが担っている役割を
知らず知らずのうちに
矮小化してしまいます。
そうすると「声を上げる」という
アクションを取ることができなくなり
その結果、自分を守りきれなくなる
…という落とし穴にハマりかねません。
「怒りを感じてはならない」
「怒るだなんてみっともない」
そういった思考が妨げとなって
正当な怒りを感じることができなかったために
自分を守るために必要な声を上げるという
アクションを起こすことができなかったのが
政治家たちの暴走を許してしまう
今の日本を作り上げてしまったようにも
感じています。
正当な怒りを感じることができない人は
案外、多いです。
自分自身を守ることができなくなる
…という意味で
正当な怒りを感じることができないことは
リスクでしかありません。
怒りという感情に触れると
自分が暴走してしまわないか?
…などと不安に思っている人は
非常に多いですが
「正当な怒り」に触れることは
決して怖いものではありませんし
その感情をしっかりと感じきると
むしろ、私たちを支えてくれる
強い味方になり得ます。
そんな「怒り」という感情を
私と一緒に探索してみたり
触れてみたりしてみませんか?
国民に苦労を強いる
政治家たちのやり方にはウンザリ‼️
たかが1000円、されど1000円。
自分や大切な人を守るためにも
しっかりと「正当な怒り」を感じていくことを
私も大切にしていこうと思います。
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