【vol.1343】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日の夜は
久しぶりの落語会に
行ってきました。
昨晩は
独演会ではなくて二人会で
こんなゴージャスなキャスティング✨
左はドラマ『下町ロケット』の
殿村部長を演じていた
立川談春師匠で
(一番右が殿村部長)
落語にあまり詳しくない方には
馴染みのない方かもしれませんが
右の柳家三三師匠は
(“みみ”じゃなくて“さんざ”ですよ〜笑)
人間国宝だったいまは亡き
柳家小三治師匠のお弟子さんで
かなりの実力派です。
今の日本の落語界を背負う
売れっ子人気噺家のおふたりが
一緒に舞台に登壇するだなんて
滅多にないチャンス!
しかも
最後の最後には余興として
15分ほど演じてくださった
ふたりの掛け合い落語が
素晴らしくて素晴らしくて…
大感動の嵐でした。
落語の演目の話の筋、
つまりストーリーは
決まっているんですよね。
なので
昨日談春師匠が演じた
古典落語の有名な演目である
『お若伊之助』なんて
他の噺家さんたちも演じてるので
何度、聴いたことか…。
(どんなストーリーかは⬇︎のサイトを
ご参照ください!)
それなのに毎回新鮮な気持ちで
話にグッと引き込まれてしまうのは
その噺家さんたちの
個性やこれまでの生き方、
プロとしてのあり様というものが
演技の仕方やスキル、
話の展開に
どうアプローチするか?
…といったことに
色濃く反映されているからだと
思うんですよね〜。
それぞれに
アレンジをするポイントが
異なっていたり
ストーリー展開の
どのあたりを強調して
演じるのかも
それぞれに違ったり…。
本当に十人十色で
面白くて
同じ話でも
飽きることが
全くありませんでした。
セラピスト/カウンセラーも
噺家さんたちと似てるところが
多々あります。
例えば
私はAEDP(加速化体験力動療法)
と呼ばれるアプローチを主軸において
セッションをしていますが
AEDPは
落語の演目のようなもので
「型は決まっている」んですよね。
でも
同じクライエントとの
セッションだとしても
セッションの流れや展開は
同じAEDPを主軸において
セッションをする
セラピスト/カウンセラーでも
全く異なったものになります。
それは
噺家がそうであるように
セラピスト/カウンセラーの
個性やこれまでの臨床経験、
人生観などが
私たちのセッションを
唯一無二のものにするから。
下記のサイト⬇︎の
「セラピスト名簿」に掲載されている
私と同じLevel 3セラピストの仲間と
月1回の勉強会をしているのですが
勉強会をしながらいつも感じるのは
介入(対応)方法、使うスキル、
セッションの展開のさせ方…etc.
各々のアプローチの仕方が
本当にビックリするほど
違うんですよね〜!
でも
みんなAEDPの
アプローチだという…😅
思い出すのは
金子みすゞの詩
『私と小鳥と鈴と』の一節
「みんなちがって、みんないい」
たとえ
落語の演目のように
型があったとしても
「みんなちがって、みんないい」
というのは
人生や生き方も然り。
「そういった違いを
リスペクトすることを
忘れずにいたいもの」
なぁんてことを思いながら
落語会の会場を後にした
金曜日の夜でした。
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