【vol.1340】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
三連休明けの今日は
AEDP(加速化体験力動療法)の
ウェビナーからスタートでした!
1週間ほど前に
アメリカは夏時間になったので
前回までは日本時間で
8時スタートだったウェビナーも
今日からは1時間早まっての7時スタート。
スッピンではとても人様の前に
出れるような顔ではないので
5時起きで準備しました。
連休明け早々
結構キツいです…(苦笑)。
今日は5名ほどのグループで
ディスカッションをしていたとき
メンバーの1人が
「セッションをしているとき
『これって
AEDPの介入じゃないけど
イイんだろうか?』
と思うことない!?」
ということを提起してくれて
みんなで「あるある!」と
盛り上がったんですよね。
ブレークアウトルームが終わって
全体のミーティングルームに戻ったとき
こういう話があがりました
…とその人が話したら
ウェビナーの講師で
AEDPの創始者の
ダイアナ・フォーシャが
「それって
“AEDPスーパーエゴ”って
呼ぶのよ〜!」
と言ったので
多くの人が笑いながら
もげそうになるくらい
首を縦にブンブンと振ってたという…。
これ、心理業界ならではの
ちょっとしたジョークのようなもの。
精神分析を創始した
S・フロイトは
人間の心を
「イド」「スーパーエゴ」「エゴ」の
3領域から成り立っていると考えました。
「イド」は無意識の領域にあって
快楽原則に従って機能しているので
私たちの「〜したい」「〜が欲しい」
という欲求を満たすことを優先させて
不快なことは避けようとする部分です。
(心の中にいる子どもの部分みたいなイメージ)
「スーパーエゴ」とは
幼少期に養育者から受けたしつけが
心の中に取り込まれた領域で
「〜してはならない」「〜すべきである」
という道徳的な観点から善悪を判断する
お目付役的な役割を果たしている部分です。
(心の中にいる警官みたいなイメージ)
「エゴ」は意識の領域にあって
現実原則に従って機能していて
「イド」と「スーパーエゴ」の調整をしながら
心のバランスを保つことができるよう
現実的な判断を下していく部分です。
話をスーパーエゴに戻しますが…
スーパーエゴが強いと
「こうしなければならない!」
といった常識や規範、ルールに
従順に行動しがちなので
等身大の自分を否定したり
自分らしさを封印しがち。
また
完璧であることを追い求めるので
自分に対する要求水準も高く
それに合わせようとして
自分を苦しめることも
多いんですよね〜。
(「完璧は停滞である」という意味!)
トレーニングを積極的に受ける
セラピスト/カウンセラーは
向上心が高いと言えますが
同時に完璧追求型でもあるので
一歩間違えれば
知らず知らずのうちに
等身大の自分を否定したり
自分らしさを失ってしまったりする
可能性が高いんですよね。
セラピーで目指すことは
クライエントに
等身大の自分を受け入れるのを促したり
自分らしさを取り戻してもらうこと
なのにもかかわらず…。
そういう意味で
AEDPの創始者でもある
ダイアナ自らが
「AEDPスーパーエゴが強すぎると
自分らしさを見失っちゃうから
気をつけたいところよね!」
と言ってくれたことで
受講生の私たちは
ハッとさせられた次第です。
私たちが
社会と調和しながらも
自分らしく生きるためには
「イド」が強すぎても
「スーパーエゴ」が強すぎてもダメで
この2つのバランスを調整する「エゴ」を
うまく育てていく必要があります。
あなたが抱えている
生きづらさの根源は
フロイトがいうところの
「イド」と「スーパーエゴ」のバランスが
うまく保つことができていないことから
派生しているかも知れません。
この両者の調整役である「エゴ」を
私と一緒に育て直すことを通して
自分らしさを取り戻しませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください!
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