【vol.1294】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
岸田首相の
秘書官の
荒井勝喜氏が
「見るのも嫌だ
隣に住んでいたら嫌だ」
「人権や価値観は
尊重するが
認めたら
国を捨てる人が出てくる」
といった
差別発言をして
更迭になりましたね。
この件については
自民党の総裁選
特別サイトで
こう公言していた
岸田首相は
⬇︎⬇︎⬇︎
「多様性を尊重し
包摂的な社会を
実現していく
内閣の考え方には
まったくそぐわない。
言語道断だ」
と
一刀両断
していましたが
数日前に
首相自ら
同性婚の
法制化に対する
質問に対して
こんな回答を
してません
でしたっけ?
ご自身は発言は
OKで
秘書官の発言は
NG
…というのは
いささか
一貫性に欠けた
矛盾に満ちた言動
…だと
言わざるを得ない
と思います。
社会は
時代とともに
変わっていくもの
ですし
社会を
よりよいものへと
変えていくのが
政治の本質。
旧態依然の
家族観や価値観に
とらわれて
誰にしも
与えられている
幸せになる権利を
国の制度によって
奪われている
ということは
立派な
人権問題
である
ということを
一国の
首長である
総理大臣が
理解していないのは
大問題
だと
個人的には
思っています。
選択制夫婦別姓の
問題も
基本的には
同じこと。
親の姓が
異なることで
「家族の絆が
崩壊する」
「家族が
ばらばらになる」
ということが
議論のたびに
いつも懸念材料として
挙げられていますが
夫婦同姓であっても
家族がバラバラで
絆が崩壊してる
家族なんて
やまほどあって
今更
同姓でなければ
家族が成り立たない
理由なんて
どこにもないのに
古き慣習ばかりに
とらわれてしまって
変われない人や社会に
危機感を抱く
今日この頃です。
2013年に
同性婚が認められた
ニュージーランドで
その法制化に向けた
審議が行われていたとき
ウィリアムソン議員がした
スピーチを聞いたことは
ありますか?
とても良いスピーチなので
是非とも一度は
聞いてもらいたいのですが
ウィリアムソン議員は
こう言ってます。
私たちはこの法案を通して、
愛し合う2人の愛を
結婚というかたちで認める。
ただそれだけです。
…この法案は
関係のある人にとっては
素晴らしいものです。一方、
そうでない人にとっては、
いつも通りの生活が続くだけなのです。
事実、
同性婚が
認められてから
10年が
経過しようとしている
ニュージーランドは
社会が
崩壊するどころか
世界的にも
高く評価される国の
代表となりました。
変化には
不安はつきもの
ですが
変化を恐れていては
前に進めないことも
事実です。
それは
社会も個人も
一緒です。
生きづらさの
原因は
個々人の中に
あるとは
限らず
人権問題などの
社会的な外的要因に
起因している場合も
多々あります。
今までどおり
セラピー/
カウンセリングを
通して
クライエント
個々人の
生きづらさの緩和や
自分らしい
人生の構築に
貢献していくことは
もちろんのこと
今年は
それに加えて
社会や政治などに
積極的に働きかけて
ひとりの専門家として
社会構造そのものを
変えていくことに
少しでも
貢献していけるよう
人権問題にも
さらに意識を向けて
活動していきたい!
…と
今回の一件で
思いを新たにした
次第です。
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