自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

AEDPセラピスト/カウンセラーの涙の是非

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【vol.1295】

 

こんにちは!

 

カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日は

日曜日ですが

 

 

朝8時から

筑波大学の

エクステンション

プログラムの

 

 

こちらの講座に

参加していました。

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

(プログラムリーダーである
 筑波大安藤智子教授は
 AEDPトレーニング仲間です!)

 

 

 

今日は

全5回講座の

3回目。

 

 

 

今、

欧米でも

注目をされている

 

 

AEDP

(加速化体験力動療法)を

日本語で学ぶことができる

滅多にないチャンス!

 

 

(現段階では
研究所が提供する
公式トレーニングは

 英語オンリー!)

 

 

 

…ということで

応募が殺到したらしく

 

 

100名オーバーの

受講者とともに

 

 

毎回

熱量の高い研修を

受講させて

もらっています。

 

 

 

 

 

AEDPの

アプローチは

 

 

従来の

心理セラピー/

カウンセリングの

アプローチと

 

 

異なることが

多々あるので

 

 

 

受講生の

皆さんの

リアクションが

新鮮というか

 

 

「あぁ、

 私も昔は

 同じことを

 思っていたなぁ」

 

 

と振り返ることも

たくさんあります。

 

 

 

そのひとつが

 

 

セラピスト/

カウンセラーが
クライエントの前で

一緒に泣く

 

 

という行為の

是非について。

 

 

 

 

 

今日の講義の

プレゼンテーターの

パリス祐子さん

 

 

「私も
 クライエントと一緒に

 涙を流しています」

 

 

と言っていて

 

 

多くの受講生が

驚いていました。

 

 

 

AEDPでは

感情にフォーカスを

当てていくので

 

 

クライエントの

感情だけでなく

 

 

セラピスト/

カウンセラーの感情も

同時に動いていきます。

 

 

 

なので

クライエントとの

やり取りの中で

 

 

セラピスト/

カウンセラーの

琴線に触れて

 

 

感動や共感から

涙が出ることだって

もちろんあるワケです。

 

 

 

セラピー/

カウンセリング

という状況に限らず

 

 

心が

動かされたときに

自然と涙が

溢れ出てくることを

 

 

誰しもが

大なり小なり

体験していることと

思います。

 

 

 

まあ、

これは

人間としては

 

 

当たり前といえば

当たり前のこと

 

 

なんですが

 

 

とりわけ

従来のセラピスト/

カウンセラーの

あり方は

 

 

中立を貫く

 

 

ということが

マストであり

 

 

クライエントと

一緒になって

 

 

感情が

揺れ動いては

ならない

 

 

…と

言われてきました。

 

 

 

だから

 

 

涙が

出てきそうに

なったとしても

 

 

涙は

決して見せずに
グッと

我慢することが

 

 

セラピスト/

カウンセラー

たるものの

然るべき

姿勢/態度

 

 

…だと

教育されて

きました。

 

 

 

なので

AEDPを学びはじめて

 

 

「涙が出てきそうなら

 クライエントの前だとしても

 涙をこぼしてもイイんですよ。

 

 それは

 あなたが自分自身の
 感情に正直/素直になって

 

 身体が反応している

 ごく自然なことだから。

 

 むしろ
 我慢することの方が
 不自然よね」

 

 

…と言われて

(良い意味での)

衝撃を受けたことを

今でも覚えています。

 

 

 

人間として

心が動いたときに

 

 

涙が出るのは

当然のことであり

 

 

実に

人間らしい

こと。

 

 

 

 

 

なのに

 

 

「そのくらいで

 泣くなんて」

 

「泣くだなんて

 女々しい」

 

「泣いて

 どうにかなるだなんて
 甘いんだ!」

 

 

などと

日常生活の中で

言われたり

 

 

見聞きしたり

しているうちに

 

 

私たちは

人間としての

自然な営みすらも

 

 

無意識のうちに

歯を食いしばって

我慢することを

覚えてしまって

いるんですよね〜。

 

 

 

 

 

私たちの

クライエントも

 

 

そういった体験から

さまざまな苦しみを

抱えているので

 

 

「涙がこみ上げて
 きたときには

 我慢しなくても

 イイんだよ。

 

 それが
 人間が人間たる
 ゆえんなのだから」

 

 

という

メッセージを

 

 

セラピスト/

カウンセラー自らが

涙を流すのを

目の当たりにして

 

 

はじめて

受けとることが

可能になります。

 

 

 

表層に

留まりがちな

言葉ではなく

 

 

「涙する」

 

 

という

自然発生的な

行為そのもので

 

 

メッセージを

伝えていくことは

とてもパワフルで

大切なこと

 

 

…だと

私自身も

思うように

なりました。

 

 

 

なので

AEDPを

自分のセラピーに

取り入れるように

なってから

 

 

私は

よく泣くように

なりました。

 

 

 

でも

決しては

嘘泣きは

しませんよ!

 

 

 

クライエントの体験に

思いを馳せながら

 

 

感動したり

悔しかったり

悲しかったり

憤りを感じたり…

 

 

ジワジワと

自分の

心の奥底から

 

 

自然と

涙がこみ上げて

きたときには

 

 

我慢せずに

涙を流させます。

 

 

 

でも

そんな私の涙を見て

 

 

ほとんどの

クライエントは

こう言います。

 

 

 

「そんな風に
 感じても
 イイんですね」

 

 

 

そうやって

少しずつ

 

 

自分が

感じていることを

肯定できたり

 

 

感情や気持ちを

表現していくことを

 

 

自身に

許可することが

できるようになって

はじめて

 

 

凍ついた心が

溶けはじめて

いくんですよね〜。

 

 

 

 

 

つまり

このプロセスは

 

 

クライエントが

自己肯定感を高める

一歩でもあり

 

 

自分らしい

生き方を支える

土台となる

大切な部分でも

あるが故に

 

 

セッション中に

自然と

こぼれ落ちる涙を

止めたくは

ないのです。

 

 

 

「セラピスト/

 カウンセラーが
 セッション中に
 泣くだなんて

 プロ意識に欠ける!」

 

 

…という

批判は

もちろん

あるでしょうが

 

 

従来の

業界の常識に

縛られて

 

 

本質を

見失うくらいなら

 

 

自身の感情に
正直になって
涙を流したい

 

 

…と思う

今日この頃。

 

 

 

少なくとも

AEDPセラピストの

涙の背景には

 

 

そんな思いが

秘められているのを

知っていただければ

幸いです。

 

 

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