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【vol.1203】

 

こんにちは!

 

カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

昨日のブログで

書ききれなかったことが

あったので

 

 

今日は

その続きを…。

 

 

(昨日のブログはコチラ⬇︎⬇︎⬇︎)

 

 

 

昨日のブログで

取り上げたのは

 

Netflixで

配信されている

 

 

『私は世界一幸運よ』

 

 

というタイトルの映画。

 

 

 

表向きは

NYで成功している

女性ライターが

 

 

過去に

集団性暴力を

受けたときの

トラウマを

抱えながら

 

 

自分自身の

ストーリー(真実)を

世に出していく

プロセスの中で

 

 

自分自身を

取り戻していく

 

 

…という

ストーリーです。

 

 

 

主人公の

ライターの

アーニーが

 

 

(アーニーと良家出身の婚約者)

 

 

タイムズ紙

(おそらくNY Times)

に投稿した

 

 

高校生のときに

同級生に集団で

レイプされたときのことを

赤裸々に綴った記事は

 

 

彼女の

結婚式直前に

発表され

 

 

良家出身の

婚約者や家族には

受けいられることなく

破談となるも

 

 

同じような経験をして

声を上げることが

できなかった

 

 

多くの女性から

共感を得ることと

なりました。

 

 

 

が!

 

 

 

この映画の

最後の最後は

 

 

こんなシーンで

しめ括られます。

 

 

 

アーニーが

テレビ局の

インタビューを終えて

 

 

NYの五番街を

歩いていたとき

 

 

ひとりの

女性ジャーナリストから

声をかけられます。

 

 

(この動画の1分30秒くらいのところ)

 

 

 

「ブルームバーグの

 記者のサラよ。

 

 私の専門は銃規制で

 ディーン
 の活動も取り上げてきた。

 

 彼は救世主

 だったのよ。

 

 せいぜい

 つかの間の名声を
 楽しんで」

 

 

 

ディーンは

アーニーが

通っていた高校の

同級生で

 

 

 

 

アーニーを

集団レイプした

張本人。

 

 

 

その後

その高校で起きた

銃乱射事件で

一命を取り留めるも

 

 

車椅子生活を

強いられる

身体になって

しまったことを

きっかけに

 

 

銃規制活動に

力を入れるようになった

 

 

…という

経緯があります。

 

 

 

アーニーが

集団レイプの話を

公にしたことで

 

 

おそらく

ディーンの人生も

大きく狂ってしまい

 

 

その煽りを

この記者も

受けたのでしょう。

 

 

 

それで

アーニーに

イチャモンを

つけてきたのです。

 

 

 

「今は

 こんなに

 素晴らしいことを

 している人なんだから

 

 終わった

 過去のことくらい

 水に流してあげたら

 イイのに」

 

 

 

 

 

「あなたひとり

 黙ってさえいたら

 

 たくさんの

 人の命が

 助かったのに」

 

 

 

 

 

女性記者の

発言の

裏には

 

 

そんな

メッセージが

隠れています。

 

 

 

終わった過去を

水に流すかどうかを

決めるのは

 

 

加害者や周りの

人間ではなく

 

 

被害を受けた

本人であり、

 

 

ひとの命や

人間らしく

生きる権利に

優劣はなく

 

 

誰にでも

声を上げる

自由と権利は

保障されるべき。

 

 

 

でも

そんな当たり前のことが

当たり前として

捉えられることなく

 

 

沈黙を強いられ

苦悩を抱えている人が

未だ多く存在している

 

 

現代社会の

問題の根深さを

垣間見たような

気がしました。

 

 

 

でも

社会を

変えていくために

 

 

声を上げていくことは

本当に大切なことであり

 

 

声を上げるための

内なる強さを育むのを

お手伝いするのも

 

 

私たち

セラピストの

大事な仕事。

 

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください!

 

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