ファッションという名の心の鎧 ー 『サイコだけど大丈夫』番外編

【vol.1174】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

韓流ドラマ

『サイコだけど大丈夫』

を通して

 

 

愛着のトラウマ

について

解説して

きましたが

 

 

 

 

 

 

今日は

ちょっと

小休止して

 

 

ファッション

について

考えていこう

と思います。

 

 

 

今日、

所属する

経営者会が

主催する

大きな会合に

 

 

終日

出席して

いたのですが

 

 

すごい

きらびやかな服を

お召しになられて

いる方が

 

 

結構

いらっしゃいました。

 

 

 

それで

思い出したのが

 

 

『サイコだけど大丈夫』

の主役のひとり

 

 

ムニョンの

ファッションと

 

 

 

ガンテが

勤務する病院の

院長先生が

 

 

ムニョンの

ファッション

について

言及したこと。

 

 

 

ムニョンの

ファッションは

きらびやかながらも

 

 

そのきらびやかさに

引けをとることがなく

彼女に

とても似合っているので

 

 

彼女が着ている分には

それほど気になりませんが

 

 

よくよく見ると

かなり

ド派手な

ファッション

なのです。

 

 

 

例えば

こんな感じとか…

 

 

 

 

こんな感じとか…

 

 

 

 

こんな感じとか…。

 

 

 

 

 

目の保養には

なりますが

 

 

ある意味

まるで

戦闘服

のよう！

 

 

 

自分の脆さ

（弱さ）を

表に出して

 

 

他人に

悟られないよう

 

 

ド派手な

ファッション

という鎧で

 

 

ガッチガチに

防御している。

 

 

 

そんな印象を

受けました。

 

 

 

 

 

そんな

ムニョンの

ファッション

について

 

 

ガンテが

 

 

「すごく

　派手な服を

　着る人の心理は

　何なんでしょうか

 

　きっと

　自己顕示欲が

　強いんでしょうね」

 

 

と

勤務する

精神科病院の

院長に訊くと

 

 

院長先生は

こう答えました。

 

 

（院長とガンテ）

 

 

 

「その逆だ。

　自分を守るためだ。

 

　弱い自分を

　守るための武装。

　鎧みたいなものだ」

 

 

 

ファッションは

自分を守る

一種の防衛的戦略

だったりします。

 

 

 

その意味が

よーーーーーく

理解できるのも

 

 

若かりし頃の

私が

まさに

そうだったから！

 

 

 

大学病院で

勤務していたときは

 

 

優秀な

ドクターたちに

囲まれる日々でした。

 

 

 

対等に

扱ってもらおうとは

全く思って

いませんでしたが

 

 

少なくとも

 

 

「バカにはされたくない‼️

　見下されたくはない‼️」

 

 

と劣等生なりに

考えていた私は

 

 

派手…というか

 

 

上下白の

セットアップとか

 

 

ストライプの

パンツスーツとか

 

 

とにかく

かなり背伸びした

ファッションで

 

 

自分の劣等感を

ひた隠しにして

いたものです。

 

 

 

（こんな感じのマニッシュな

　パンツスーツをよく着てました）

 

 

 

まさに

心の鎧

ですよね‼️

 

 

 

でも

鎧って重い

ですし

 

 

自分らしく

身動きすることが

できなくて窮屈

なんですよね。

 

 

 

それなら

鎧を纏わなくても

堂々といられる自分に

なった方が

 

 

身も心も

よっぽど気楽。

 

 

 

そういう意味で

自分自身の

弱さや脆さ、

コンプレックス

 

 

…なんかと

シッカリと

向き合って

 

 

それらを

受け入れるだけの

容量の器を

つくっていくことは

大事なこと

 

 

だと思っています。

 

 

 

 

 

自分自身の

弱さや脆さ、

コンプレックス

 

 

…を

受け入れるために

必要な心の器を

作っていくのも

 

 

セラピー／

カウンセリングで

行っていくことの

ひとつです。

 

 

 

心の鎧を脱いで

もっと身軽に

なりませんか？