資格マニアと自己肯定感の微妙な関係

【vol.1138】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

先日、

心理職の

国家資格である

 

 

「公認心理師」

 

 

の国家試験の

合格発表が

ありました。

 

 

 

私も2018年に

第1回の追試で

 

 

（北海道勢は

　胆振東部地震により

　試験が延期）

 

 

ギリギリながらも

合格して

資格保有者です。

 

 

 

 

 

日本初の

心理職の

国家資格ができて

最初の5年は

 

 

現任者

 

 

つまり

現段階で

既に

 

 

なんらかの

心理職に

就いている人は

 

 

「現任者講習」

を受講するなど

一定の条件を満たせば

 

 

受験資格が

ありますよ〜！

 

 

…とお上が

決めちゃったんですよね。

 

 

 

でも

これが

かなりの物議を

醸し出しました。

 

 

 

というのも

 

 

「心を

　サポートしてる

　仕事に関わって

　いるから」

 

 

…という理由で

 

 

心理職とは

縁遠い人までもが

受験資格を

得てしまって

 

 

ペーパーテスト

オンリーなので

 

 

勉強ができる人が

合格してしまった

 

 

というケースが

多発したからです。

 

 

 

個人的には

これは

 

 

完全なる

制度設計上のミス

 

 

としか

言いようがない

ので

 

 

合格した人を

非難するつもりは

全くないのですが

 

 

いわゆる

資格マニア

の人も一定数

受験していたようです。

 

 

 

基本的に

自分の好きなこと／

興味があること以外の

 

 

勉強は大嫌い‼️

 

 

な私としては

 

 

資格マニアの人は

「勉強熱心」

という意味で

 

 

めちゃくちゃ

尊敬しています‼️

 

 

 

 

 

その一方で

 

 

自分の価値の

定義づけを

 

 

資格取得に

頼りきって

いないか？

 

 

と心配にも

なってきます。

 

 

 

ありのままの

自分自身を

肯定できる感覚

と定義される

 

 

自己肯定感

の話につながって

くるのですが

 

 

闇雲に

資格や検定を

受験して

 

 

「試験や検定に

　合格した自分」

 

＝自分自身の価値

 

 

になってしまっては

いないか？

 

 

ということに

注意を向ける必要が

あると思うんですよね。

 

 

 

海外だと

 

 

自分の

キャリアや生き方に

関係のない資格を

たくさん取得しても

 

 

「君は、どうしたいの？」

「何を目指しているの？」

 

 

…と

「自分がない」

優柔不断な

フラフラした人

 

 

と捉えられますが

 

 

資格偏重主義的な

日本の社会では

（少なくとも

　個人的にはそう思う）

 

 

たくさん資格を

持っていると

 

 

「スゴい‼️」

 

 

と周囲から

ポジティブな評価を

されがち。

 

 

 

そうなると

試験や検定に

合格して

 

 

たくさん資格を

保有している自分が

 

 

自分の

評価や価値の全て

になって

 

 

アイデンティティの

一部になってしまう人も

少なくないんですよね〜。

 

 

 

そうなると

試験や検定を

受け続けて

 

 

さらに

合格し続けて

いないことには

 

 

自分を

肯定することが

できなくなって

しまう…という

 

 

泥沼に

ハマって

しまうのです。

 

 

 

 

そして

受験地獄から

足抜けできなく

なっちゃうんですよね〜。

 

 

 

資格や検定合格

…という

武装をしなくても

 

 

「私は

　これでイイんだ‼️」

 

 

と思えるのが

 

 

ホンモノの

自己肯定感‼️

 

 

 

 

 

ホンモノの

自己肯定感を

身につけて

 

 

自分らしく

生きる道を

 

 

私と一緒に

模索して

みませんか？