ケアされないままの古傷が疼くとき

【vol.1137】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

別に

意地悪された

ワケでも

 

 

トラブった

ワケでも

ないのに

 

 

「この人を

　見ていると

　妙にイライラするわ／

　ムカつくわ」

 

 

と感じる人って

周りにいませんか？

 

 

 

 

 

私には

そういう経験が

あります。

 

 

 

今となっては

そう感じることは

ほとんど

なくなりましたが

 

 

40歳前後までは

特段ワケもなく

イライラしたり

ムカついたりして、

 

 

そんな風に

感じている

器の小さい

自分自身にも

 

 

「なんて嫌なヤツだ！」

 

 

と自己嫌悪感を

抱いていました。

 

 

 

 

 

しかしながら

あるとき、

 

 

「私は

　どういった人に

　そういう気持ちを

　抱きがちなのか？」

 

 

ということを

丁寧に見ていくと

 

 

ある共通項

が見えてきました‼️

 

 

 

私が

一方的に

 

 

イライラしたり

ムカついたり

していた人は

 

 

自分の気持ちに

とても素直で

 

 

他人の顔色に

左右されることなく

 

 

感じるままに

振る舞っていた

 

 

自由というか

自分の気持ちを

率直に表現できる人

 

 

だということに

気づいたのです。

 

 

 

 

 

そういえば

小さい頃から

 

 

「お姉ちゃん

　なんだから

 

　向家の本家の

　長子なんだから

 

　シッカリ／

　ちゃんと

　していないと

 

　（ママ＝母も）

　笑われるんだよ‼️」

 

 

 

 

…などと

母から口酸っぱく

言われてきて

 

 

自分の

本音や気持ちに

フタをして

 

 

周囲が

私に求める／

期待する

 

 

シッカリ者

 

 

…を演じなければ

なりませんでした。

 

 

 

自分の気持ちを

率直に表現して

自分らしくいれる人を

目の当たりにすると

 

 

「私は

　こんなに

　我慢してるのに‼️」

 

（どうしてあなたは

自由が許されるのか？）

 

 

…という古傷が

疼き出すことに

気づいたのです。

 

 

 

自分らしく

いることが

許されなかった

自分の目の前で

 

 

素のままで

自分らしくいる人を

目の当たりにすると

 

 

「あなただけ

　ズルい‼️」

 

 

という気持ちが

ムクムクとわいてきて

 

 

その嫉妬心に

いつの間にか

自分を

乗っ取られて

いることは

 

 

少なく

ありません

でした。

 

 

 

でも

向き合うべきは

 

 

自分らしく

いることを

許されなかった

ことから生じた

 

 

未完了のままで

放置されている

悲しみ

という感情

なんですよね。

 

 

 

自分が

自分らしく

いられることを

許されなかったことを

 

 

ちゃんと悲しむ

と同時に

 

 

我慢を

強いられながらも

 

 

ここまでの

長い道のりを

 

 

一歩一歩前へ

脚を運んできた

 

 

自分の

頑張りや努力を

 

 

自分自身が

シッカリと

肯定する

 

 

ことによって

はじめて

ヒーリング

（癒し）の

プロセスが

スタートします。

 

 

 

明確なトラブルが

ないにもかかわらず

 

 

ある人に対して

イライラしたり

ムカついたりするのは

 

 

その人との

現在の関係性

そのものよりも

 

 

過去における

関係性において

 

 

傷つきながらも

手当がされていない

古傷が疼いて

刺激された

 

 

…と

捉えた方が

現実的かも

しれません。

 

 

 

多くの人は

「過去は関係ない！」

と思いがちですが

 

 

幼少期の

ちょっとした

出来事が

 

 

大人になった

私たちの心に

禍根を残していることは

少なくありません。

 

 

イライラや

ムカつきなどの

古傷が疼いたときが

 

 

自分自身を

変容させたり

成長させる

ベストチャンス‼️

 

 

 

過去が今を

つくり

 

今が未来を

つくる。

 

 

 

 

 

過去の

未消化の感情を

そのままに

しておいては

 

 

決して

前に進むことは

できません。

 

 

 

過去の

未消化な感情

に向き合って

 

 

シッカリと

プロセスできて

はじめて

 

 

穏やかな心を

取り戻すことが

できるもの。