
「この人、本当に信じて大丈夫?」——
選挙のたびに感じるそんな不安。
信頼が揺らぐ時代に
自分の感覚を信じる力が
いっそう大切になっています。
【vol.2192】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
さまざまな出来事があった
今回の参議院議員選挙、
ようやく終わりましたね。
選挙の時期になると
どの政党を、どの候補者を
信じていいか迷ってしまう。
そんな経験をされた方は
多いのではないでしょうか?
混沌としていた
今回の参議院議員選挙、
私も最後の最後まで
迷いに迷いまくりました。
というのも
時代劇では「武士に二言はない!」
という台詞をよく耳にしますが
今の政治家たちは
立派なことを言っているようでも
過去の発言と矛盾していたり
裏では違う顔を見せていたり
信用ままならないんですよね。
個人的には
地元北海道出身の鈴木宗男氏の
この土壇場劇がそのイイ例かと…。
【異例】涙ながらの感謝 “引退表明”から一転、当確 「もう選挙に出ない」から8時間…自民・鈴木宗男氏 #自民党 #比例代表 #鈴木宗男 #橋本聖子 #当選 #スポーツ振興 #北海道 #STVhttps://t.co/n2tmaxF774 @YouTubeより pic.twitter.com/WKng2PDvBk
— STVニュース北海道 (@stvhoudoubu) July 21, 2025
一度でも
大々的に引退表明をしたのですから
後から当選が決まったとしても
初志を貫いて、若い世代にバント渡す
という選択もあったのでは?
…と思ってしまいました。
言動の不一致が頻繁に見られる
政治家たちばかりで
「誰を信じていいのか分からない」
というのも無理はありませんし
情報がありふれている今の時代は
その情報量の多さに振り回されてしまって
知らず知らずのうちに
心が疲弊してしまってることも
少なくありません。
実は、この
“信じることの難しさ”ということは
セラピーの中でも
よく登場するテーマです。
セラピーでは
何が正しいか・間違っているかを
判断する前に
「自分は何を感じているのか」を
丁寧に見つめていきます。
「なんか違和感があった」
「しっくりこなかった」
そんな曖昧な感覚も
大切な“心からのサイン”として
扱っていきます。
たとえば
「この候補者、
言ってることは正論だけど、
なんだか信用できない」
という感覚があるとき、
それは
過去の傷つきや人間関係での経験が
影響していることもありますし
無意識に拾った微細な“ズレ”を
察知していることもあるでしょう。
どちらにせよ
自分の中に湧いてきた感覚を信じることは
自分自身との信頼を育てる第一歩でもあります。
情報に振り回されそうなときこそ
“内なるコンパス”を持つ
世の中には
さまざまな意見や視点があります。
でも、そのすべてに耳を傾けていたら
どこに立てばイイのかが
わからなくなることもあるでしょう。
そんなときこそ、
情報に呑み込まれてしまうのではなく
「私はどう感じたか?」
「私は何を大切にしたいのか」
という軸を持つことが大切です。
そして、その軸は
理屈や正しさではなく
自身の“感覚”を頼りにして
築かれていくものです。
セラピーは
自分を信じる力を育てる場所
セラピーでは
「人を信じるのが怖い」
「裏切られたくない」
と感じてきた背景に
丁寧に光を当てていきます。
そして
そのプロセスの中で
少しずつでも
「まずは自分の感覚を信じてみよう」
と思えるようになると
自然と他者との関係にも
変化が現れてくるものです。
“誰を信じるか”は
情報を読み解く力だけでなく
“自分の感覚とのつながり”があってこそ
はじめて育まれるもの。
そんな視点を持ちながら
これからの社会や自分自身と
少しずつ丁寧に
向き合っていけたらいいですよね。
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