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静かな支配に気づくとき ー 国際女性デーに考えること

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【vol.2057】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

本日3月8日は国際女性デーですね。

 

 

 

国際女性デーは女性の地位向上や社会参加

ジェンダー平等の推進を目的として

1975年に国連が制定した日です。

 

 

(ミモザは国際女性デーのシンボル)

 

 

 

昨日から今日にかけて

奇しくも一気観してしまったのが

『坂の途中の家』というドラマでした。

 

 

 

 

2019年に放映されたドラマなんですが

今、Netflixで配信されていて

 

 

現在、観られているテレビ番組の

TOP10に入っている…というだけで

 

 

前情報も一切なく

何気なく観はじめたドラマでしたが

 

 

グッと惹きつけられてしまって

一気に観てしまいました。

 

 

 

乳児虐待殺人事件の裁判員となった

主婦の視点から見た裁判の行方が

ドラマの主たるテーマなのですが

 

 

それだけじゃなくて

子どもがいるいないに関わらず

 

 

年代を超えて

多くの女性が日常生活の中で

日頃から直面している

さまざまな苦悩が描かれていて

 

 

観ているだけで

胸が苦しくなってしまったという…。

 

 

 

でも、観ずにはいられないくらい

吸引力があるドラマでした。

 

 

 

何が苦しかったか?というと

あちらこちらに散りばめられた

静かなガスライティングの数々。

 

 

(ガスライティングについてはこちらから⬆︎)

 

 

 

主人公の里沙子の夫である陽一郎は

一見するととても理解がある

優しい夫に思えるんですが

 

 

自分はビールを

毎日飲んでいるにもかかわらず

 

 

里沙子が裁判員の役目のストレスから

毎日ビールをのむようになると

いきなり「アル中」と言ってみたり

 

 

裁判を傍聴したことに基づいて

里沙子が自らの意見を述べると

 

 

「知った風なことを言うと

 恥ずかしいよ」

と上から目線で貶めてみたり

 

 

個人的には

「えー、そりゃないよね!」

とドン引きしたのは

 

 

勝手に

精神科病院に受診予約を入れて

 

 

「同僚が入院したから

お見舞いに付き合って欲しい」

 

 

と里沙子に嘘をついて

病院に連れ出して

診察を受けさせようとしたこと。

 

 

 

全ては「君のため!」というのが

陽一郎の理屈なのですが

 

 

そうやって里沙子を遠回しに

「おかしい」「間違ってる」「変だ」と

否定したり貶めたりして

主体性を奪っていくことによって

 

 

ジワジワと彼女への支配を

強めていってたという…。

 

 

こういったことは

決してドラマの世界だけの話ではなく

過去の話でもなく

 

 

今もなお

私たちの社会に根強く残る問題です。

 

 

 

女性が自分の意思を持ち、

自由に選択し、尊厳をもって生きることが

当たり前になる社会を築いていくために

 

 

改めて

私たちひとりひとりにできることを

改めて考えてみたいもの。

 

 

 

そうやって明るい未来を

私と一緒につくっていきませんか?

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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