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【vol.1775】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

数日前、

『虎に翼』のエピソードをネタに

こんな記事を書いたばかりですが

⬇︎

 

 

 

今日も『虎に翼』&『涙』ネタ。

 

 

 

まだ観てらっしゃらない方には

少々ネタバレになってしまいますが

 

 

今日のエピソードでは

夫の優三が

戦地で病死してしまった事実を

受け入れられずにいた寅子が

 

 

彼が戦地に赴く前に

最後にデートした河原で

焼き鳥を手にしながら

 

 

「分け合って食べるって言ったじゃない。
 必ず帰ってくるって言ったじゃない!」

 

 

と声を上げながら大泣きする…

というシーンで終わりました。

 

 

 

 

 

いつものように

私のメイクはほぼ総崩れ(苦笑)。

そのくらい号泣してしまいました。

 

 

 

でも

今日のエピソードを観て

ホッとしたことがあります。

 

 

 

それは寅子が

ちゃんと泣けた!

ということ。

 

 

 

「ちゃんと泣ける」って表現は

いささか変に聞こえるかもしれませんが

むちゃくちゃ大事なことなんですよね。

 

 

 

愛する大切な人を失って

悲しくないはずはありませんし

 

 

戦争という理不尽な形で

最愛の人と別れを強いられたことに

怒りが出てくるのも当然のこと。

 

 

 

でも、寅子は

優三が亡くなったことを知っても

どこか他人事のように

飄々と、そして淡々としていました。

 

 

 

受けとめきれないくらい

辛くショッキングなことが起きたとき

私たちの脳は感情や身体感覚と

自分自身との接続をOFFにして

 

 

その大変な時期を

なんとかやり過ごすようにできています。

 

 

 

 

 

これは『解離』と呼ばれる現象で

寅子は、まさに、

解離の状態にあったんですよね。

(解離の詳細についてはコチラから)

 

 

 

解離状態にあった寅子が

河原で優三のことを思い出して

声を上げて泣けたのは

 

 

悲しみや怒りといった感情に触れて

しっかりとそれらの感情を

感じきることができた

れっきとした証拠!

 

 

 

解離は

大きな衝撃を受けたときに生じる

荒波に呑み込まれて溺れないために必要な

大切な自己防衛策ではありますが

 

 

それが慢性化してしまって

「感情」や「身体感覚」がOFFになって

麻痺した状態のままでいると

 

 

 

とらちゃんができるのは

とらちゃんの好きに生きることです。

(中略)

とらちゃんが後悔せず

人生をやり切ってくれること。

それが僕の望みです。

 

 

という

優三が寅子に託した言葉のように

自分らしい人生を歩むことが

できなくなってしまいます。

 

 

 

そういった意味でも

「心」や「身体」と自分自身が

つながっているという感覚

取り戻すことはとても大事なんですよね。

 

 

 

声を上げて

涙を流している寅子を観ていたら

 

 

凍った氷が少しずつ溶けていくように

停滞していたエネルギーが

再び動きはじめたのを感じました。

 

 

 

感情を意味する

emotion』という英語は

 

 

「外へ」という意味のex

「動かす」という意味のmovere

合わさったできた

 

 

「外へ動かす」という意味の

ラテン語emovereが由来。

 

 

 

 

 

つまり

私たちの心のうちに生じた

感情のエネルギーは心の内側に

押し込めておくべきものではなく

 

 

そのエネルギーを

外へ外へと動かしていくことが

本来のあり方なんですよね。

 

 

 

ただし、さまざまな理由で

感情を心のうちに

押し込めざるを得なかった人も

たくさんいるでしょうし

 

 

感情のエネルギーを

どうやって外へと動かしていったら

良いのかがわからなぬまま

 

 

今日まで生きてきた人も

決して少なくないでしょう。

 

 

 

自分の好きに生きること。

後悔せず人生をやり切ること。

 

 

 

「心」や「身体」と自分自身が

しっかりとつながって

 

 

内側で生じた感情のエネルギーを

適切に外へと出していくことさえできれば

それは叶います。

 

 

 

そんな方法を

私と一緒に模索してみませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

 

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