自己肯定感を高めて人生を前向きに!
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「解離」という生存戦略が慢性化したときの弊害

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【vol.1747】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日の午後、

セッションとセッションの間に

入ってきた電話は

 

 

思いもよらない

かなりショッキングなニュースを

私にもたらしました。

 

 

 

あまりにも唐突で

かつ衝撃的なニュースに

 

 

私も相手が話している内容を

冷静に受けとめようとするので精一杯。

 

 

 

電話口で相手の話に

耳を傾けているうちに

 

 

だんだんと

自分自身の感覚や感情が

遠のいていっているというか

 

 

麻痺していってるのに

気づきました。

 

 

 

うっすらした一枚の膜によって

「現実」と「自分」が隔たれている

…というイメージでしょうか。

 

 

 

 

 

私たちに

あまりにもショッキングで

苦痛が伴うことが起きたとき

 

 

その衝撃から

自分自身を守るために

 

 

私たちの脳は

ブレーカーを落とすかの如く

身体感覚や感情を切り離して

その場をやり過ごそうとします。

 

 

 

これが、いわゆる

解離と呼ばれる現象です。

 

 

 

日常生活の中で

ストレスに晒されたとき

 

 

誰しもが

この「解離」を

うまく使いこなしながら

その場をやり過ごしています。

 

 

 

こうやって

自分自身から感覚や感情を

切り離すことによって

 

 

苦痛や不快感を麻痺させて

ストレスフルな状況を乗り切っている

というわけです。

 

 

 

例えば

今日の私のケースでお話しすると

 

 

この思いもよらないニュースを

知らされたとき

心はかなり動揺していましたが

 

 

我にかえって

その1時間後に

別のセッションが控えていることを

思い出した瞬間

 

 

意識が遠のいていく感覚に

見舞われました。

 

 

 

このショッキングなニュースで受けた

精神的な衝撃を真正面から受けてしまうと

その後のセッションに支障が出てしまう

 

 

…ということを

私の脳は本能的に

そして無意識下で察知して

 

 

感覚や感情から自分を切り離す

「解離」という戦略をとることで

 

 

感情の波に

呑み込まれてしまうことを

未然に防いでいたんですよね。

 

 

 

 

 

この「解離」の戦略は功を奏して

その後にあったセッションは

いつものように

無事に終えることができました。

 

 

 

そういう意味で

「解離」という戦略は

いっときをやり過ごすために

必要不可欠な戦略ではありますが

 

 

これが慢性的になってしまうと

 

 

自分の気持ちが

わからなくなってしまったり

 

 

自分を大事にすることができずに

「生きている」という感覚を

失ってしまったりするなど

 

 

「生きづらさ」につながっていく

弊害が生じてきます。

 

 

 

「解離」は

決して悪いものではありませんが

 

 

自分自身の感覚や感情を

切り離してしまっているのが

当たり前の状態になると

 

 

生き延びるために

必要だった戦略だったはずのものが

苦痛の根源となりかねないんですよね。

 

 

 

そうならないためにも

自分の感覚や感情とつながりを持ち

 

 

適宜必要なケアを

自身に与えていくことは

想像以上に大切なことだったりします。

 

 

 

あなたが抱える生きづらさの背景に

「解離」という状態があるかもしれません。

 

 

 

自分自身の

感覚や感情とのつながりを取り戻して

「解離」を緩和させて

 

 

今、抱えている生きづらさを

少しでも和らげていきませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私のお手伝いさせてください。

 

 

明日からはじまるGW後半の4連休、

私は街中の喧騒から離れた山の中で

このショッキングなニュースで受けた衝撃を

プロセスする時間に当てたいと思います。

 

 

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