【vol.1732】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
毎日のようにニュースを賑わせて
時の人となった
大谷翔平選手の元通訳の水原一平氏。
ギャンブルのためのお金なら
嘘をついてでも手に入れる
…というのは
依存症の症状のひとつではありますが
学歴まで嘘をついていた…というのは
依存症とは全く関係ないので
ちょっとビックリしたと同時に
「この人もか…」と
ガッカリしてしまいました。
物理的な距離もあるし
言語の壁もあるからか
嘘をついた本人としては
「ちょっとくらい嘘ついても
どうせバレないだろう」
とたかを括っていたんでしょうね。
昔ほど珍しくはなくなりましたが
それでも海外の大学を卒業していると
周りから
「なんとなくスゴい!」
と見られるせいか
うっかり
「盛ってしまう」人って
結構いたりします。
学歴ではありませんが
心理セラピスト/カウンセラーが
トレーニング歴や資格を
「盛る」というのは
本来であれば
あってはならないことですが
残念ながら、まあまあ聞く話です。
特に
海外で創始・発展してきた
セラピーやアプローチで
まだ日本で一般的に
広く知られていなかったりするものは
トレーニングを
受けたか受けていないか
確認のしようがないというのと
「なんとなくカッコいい」
「なんとなくスゴい」
という印象を与えるので
集客するために
優位に働くと思って
トレーニング歴を「盛る」人は
結構いたりします。
私がトレーニング受けている
AEDP™️セラピーは
研究所が提供している
公式のトレーニングを
受けていることが大前提で
資格やトレーニングレベルについても
プロフィールにちゃんと記載するよう
指導されています。
が!
アンオフィシャルな講座を
数日受けただけで
「AEDP™️のトレーニングを受けました」
と言いのけてる
セラピスト/カウンセラーもいますし
AEDP™️セラピーを
教える資格すら持っていない人が
勝手に教えて
(↑これもかなり問題)
その人に教わったからといって
「AEDP™️セラピーができます!」と
言い切っちゃってる人もいるという…。
「AEDP™️心理療法を取り入れてる」
「AEDP™️セラピーをベースにしてる」
という表現はかろうじてOKでも
「AEDP™️セラピーを実施できる」
と言い切るのは
職業倫理規定の重大違反として
完全にアウト!なんですよね、
欧米では…。
訴訟大国のアメリカや欧米では
この辺りの倫理規定が
かなりキッチリ定められていて
公式トレーニングを受けていなかったり
認定の資格を持っていないのに
「◯◯セラピー実施しています!」
なぁんてウッカリ謳ってしまったら
職業倫理違反と捉えられたり
商標登録の侵害として扱われて
法的措置が取られるほど
かなり深刻な問題なのですが
残念ながら
日本ではそういった認識を持っている
セラピスト/カウンセラーも少なく
ちゃんとした法的規制も
定められていないので
本を読んだだけだったり
1日ポッキリのワークショップを
受けたりしただけでも
集客のために
「◯◯セラピーできます」
「△△療法を提供してます」
と謳ってる人は少なくない
…という現状があります。
それって
個人的にはクライエントに対して
非常に無責任で不誠実!
なぜならば
できないことを「できる」ということは
自分自身を大きく、そして、
よく見せたいという
セラピスト/カウンセラー側の
承認欲求の問題であり
それはクライエントの利益を
完全に無視した
自分のことしか考えていない
独善的な行為だから。
「クライエントのために」と
クライエントの利益を第一に考えたら
こんなことってできないと思うのですが
(少なくとも私はできません)
そういう輩が後を絶たない現状に
苛立ちを抑えられなくて
こんな記事を書いちゃいました…。
私がトレーニングを受けて(いる)
ホームページに記載している
下記のセラピー/アプローチは全て
✔︎ AEDP™️セラピー
✔︎ Emotion Focused Therapy
✔︎ Emotionally Focused therapy
✔︎ Somatic Experiencing®︎
海外にある研究所が提供している
公式のものですので
どうぞご安心ください!
セラピスト/カウンセラーを選ぶ際、
トレーニング歴を盛ってはいないか
確認してみると安心かも知れませんね!
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