【vol.1692】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先月、ブログ仲間であり
コンサルタントとして活躍されている
出張で札幌にお越しになるということで
札幌在住のブログ仲間である
1対1大学院合格塾を主宰している
藤本研一さんと共に
ご一緒させていただきました。
(オンラインで絡みはあっても
実はこれが「はじめまして!」でした)
瀧田さんは
毎日ブログの大先輩でして
7年以上も続けている強者です。
最近
「ブログ書けない」スランプに
陥っている私としては
「よくも、まあ、
こんなにもバラエティに富んだ
トピックを思いつくよなぁ」
と瀧田さんのアンテナの高さに
いつも感心させられっぱなしです。
そんな瀧田さんの今日のブログにも
思わず「う〜ん」と唸ってしまいました。
これ
セラピー/カウンセリングにおいても
同じことが言えると思っています。
多くの人は
セラピー/カウンセリングでは
自分の抱えている問題や悩みに対して
「こうしないさい!ああしなさい!」
という
具体的な解決方法やアドバイスを
与えてもらえるものだと期待しています。
実際に
そういったアプローチをとっている
セラピスト/カウンセラーも
いるのでしょうが
個人的には
あまり良いアプローチとは
言えないと思っています。
というのも
「こうしたらイイ!」と
言われたことを実行して
役に立ったら立ったで
「あの人に訊けば解決してもらえる」
と思うでしょうし
役に立たなかったら
立たなかったで
「次はどうしたらイイですか?」
と思うでしょうし
いずれのパターンも
セラピスト/カウンセラーへの
依存を増長させてしまう
可能性があるから。
瀧田さんのような
コンサルタント同様
セラピストやカウンセラーも
クライエントとのセッションの数が
収入に直結しているが故に
クライエントが
セラピスト/カウンセラーに依存して
何度もセッションを受けてくれたら
セラピスト/カウンセラーの
経済的な基盤は安定するでしょうが
それは
本当にクライエントのためか?
というと
答えは、もちろん「NO」。
それは、ある意味で
共依存的な不健康な治療関係
ですから
むしろ、こういう状況は
全力で回避したいです。
セラピスト/カウンセラーが
すべきことは
クライエントに
具体的な解決方法や助言を
安易に与えることではなく
彼らが直面している
問題や悩みの根底にある
未消化なままになっている感情や
悪循環となっている行動パターンに
気づくことを手助けし
そこから抜け出すために
必要とする力を身につけるのを
サポートすること。
そして
ゆくゆくは
セラピスト/カウンセラーがいなくとも
クライエントが自らの力で
さまざまな問題や悩みを解決へと
導くことができるようになるのが
セラピー/カウンセリングの
究極的なゴール
だったりするわけです。
クライエントにとって
私がいる必要がなくなる
…ということは
私にとっては
仕事がなくなると同義なので
正直なところ寂しくもありますが
セラピー/カウンセリングが
必要としなくなるまで
本来の力やバイタリティを
存分に発揮できるくらいまで
クライエントが成長/変容した
…という動かぬ証拠でもあるので
クライエントと一緒に
イイ仕事ができたんだ!
という喜びの方が大きいです。
逆説的かもしれませんが
セラピスト/カウンセラーとしての
私の目標は
クライエントが
私を必要としなくなること!
そんな究極のゴールを目指して
毎回のセッションを
全力投球しています。
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