【vol.1599】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日、たまたまネットで
目にしたこちらの記事、
「酢」で有名なミツカン
その内容は
かなりエグく、かつ、
壮絶な内容で
驚きの連続でした。
詳細については
ちょっと長くはなります。
上記の記事を
是非読んでみてください‼️
でも
ザックリ説明するとこんな感じ。
江戸後期の1804年創業以来、中埜家による男子の一子相伝で、代々の当主は「中埜又左衛門」を襲名し、絶対君主として引き継がれてきた。歴代当主の最重要使命は、事業と莫大(ばくだい)な資産を次代の当主へと継承させること
(既出の記事からの引用)
であったにも関わらず
会長が授かった子どもは女児2人。
そのひとりである次女が結婚し
男児が誕生したところ
その4日後に会長夫婦が
『養子縁組届』をもってやってきて
生まれたばかりの子どもを
「自分たちの養子に差し出せ!」
と要求して
夫から娘とその息子を
力づくで引き離した
…ということが起きていたそうです。
「今すぐに(養子縁組届に)署名しろ‼️」
と怒鳴る会長を前にして
娘の夫は
「せめて夫婦だけで一晩くらい
話をさせてほしい」
とお願いするものの
会長は
「当主に逆らうのか!」
「中埜家の歴史を覆した!」
「この場でサインをしなければ
お前を片道切符で
日本の配送センターに飛ばすぞ!」
「中埜家に日本国憲法は関係ない!」
「お前は謙虚という言葉の意味がわかっていない!
この場で辞書を音読してみろ!」
などと罵声を浴びせたという…。
完全なるパワハラであり
人権侵害であり…。
(この録音内容がかなりやばい…)
#ミツカン 創業家による反社会的行為をプレジデントが報じており「異常過ぎる」「もし本当ならヤバいだろ」との声も少なくない。論より証拠。これが、養子縁組書類にサインしなければ片道切符で飛ばすと脅され、妻子を置いて家を出て行けと私が恫喝された時の音声証拠である。pic.twitter.com/78UljJKYfb
— 中埜大輔 | Daisuke Nakano(ミツカン事件の婿本人、英国タイムズ紙が告発報道中) (@nakano3dai) December 6, 2023
(美和副会長というのは会長の妻で、次女の母)
養子縁組こそは免れたものの
一方的に離婚され
自分の息子とは
完全に引き離されてしまって
何年も会うことができていない
状態だそうです。
この記事を読んで
個人的には
ミツカンの会長夫婦にとっては
子どもも、孫も、子どもの配偶者
つまり、身近な家族も
単なる駒でしかない、
つまり
「モノ」でしかない
と感じたんですよね。
自分たちと同じように
彼らにも
自分自身の考えがあって
気持ちがあって
欲求があって
ニーズがある。
そういった当たり前のことが
スッポリ抜けてしまっているように
感じました。
次女の元夫であった中埜大輔さんは
結婚してミツカンという
独特の世界に入るまでは
外の世界をみてきたこともあって
この異常さに気づいて
自身の声を上げることができたのだ
と思いますが
絶対君主の下で
生まれたときから主体性を奪われて
生きてきた会長の娘にとっては
自分の声を上げる以前に
自分の声にすら気づくことが
できなかったんでしょうね。
たとえ気づいていたとしても
それに従って生きることは許されず
両親の言いなりになるしかなくて
ここまできてしまったのかもしれないなぁ
…ということを想像しては
いたたまれない気持ちになりました。
親の存在に怯えながら
育ってきた人は
自分の心の声を
見失ってしまっています。
自分らしく生きる権利を奪われて
主体性を失ったり
「生きる意味」を見出せなかったりして
とてつもなく大きな虚無感に
襲われることも少なくありません。
そういった人たちの
主体性の回復の支援して
「自分らしい人生」
を送れるように
サポートしていくことも
セラピー/カウンセリングで
取り組んでいくことのひとつです。
私たちひとりひとりは
決して「モノ」ではなく
自分自身の考えや気持ち(感情)
そして、満たされるべき
欲求やニーズがある
「ヒト(人間)」です。
それらに気づき、受けとめ
必要なものやことを
与えていくことによって
主体性は芽生えていくもの。
「自分らしさ」を開花させて
自分らしく生きるために
まずは主体性の回復から
私と一緒に取り組んでみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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