【vol.1530】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
クライエントと
セッションをしていると
たびたび
涙が頬を伝うことがあります。
昨日もセッション中に
涙が出てきてしまいました。

涙するシチュエーションは
もちろんセッションによって
異なります。
喜びや嬉しさの涙だったり
悲しみや悔しさの涙だったり
怒りの涙だったり
感動の涙だったり…。
セラピスト/カウンセラーと言えども
私も生身の人間なので
セッションでクライエントと
いろんなやりとりをしていると
いろんな感情がわき上がってきます。
そういった感情に対する
嘘偽りのない自然な身体反応として
「涙」はこみ上げてくるものなので
自然に任せて涙を流すことは
感情のプロセスを
しっかりと完了させるためにも
重要なこと。
むしろ、歯を食いしばって
止めようとすることの方が
よっぽど不自然で、抑圧的ですよね。
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もちろん
オイオイと声を上げて
クライエントを困らせてしまうほどの
大号泣することはありませんが
(そのあたりは私もプロですし!)
静かに涙を流して
そのとき感じた感情を
クライエントと共有することには
大きな意味があると思ってます。
クライエントの多くは
自分が感じている気持ちや感情を
大切に受けとめてもらった経験が
不足しているがゆえに
自分の気持ちや感情は
「大したものじゃない」
と過小評価しがち。
そんなクライエントが
自分の気持ちや感情を
セラピスト/カウンセラーに
共有した結果として
セラピスト/カウンセラーの
涙を目の当たりにすることは
「自分の気持ちや感情が
セラピスト/カウンセラーに
大きなインパクト(涙)をもたらすほど
重要/大切なものなのだ」
「自分の感じている気持ちや感情は
もっと大切にしてもイイんだ」
…ということを
実感できる瞬間でもあるんです。
そして
そういった体験を
繰り返していくことによって
いかなる感情をも
肯定したり受けとめたりする器が
少しずつ大きくなっていきます。

セラピスト/カウンセラーの涙には
実は、そんなパワーが
秘められたりしているんですね。
セラピスト/カウンセラーも
深いレベルの感情にふれたとき
ひとりの人間として涙を流すのは
ごくごく自然なこと。
涙するセラピスト/カウンセラーを
オープンマインドで受けいれられたとき
あなたの心の中でも
きっと何かが動き出しているはずです。
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