【vol.1029】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先月から
3週末にわたって
開催されていた
Emotionally Focused Therapy
for couple(EFT-C)
(カップルのための
感情焦点化療法)
の初級レベルの
トレーニングが
今日で終わりました🙌
今年に入ってから
毎月のように
トレーニングがあって
特に
4月と5月前半は
トレーニングが
集中していたので
それを
乗り切ることできて
ホッとしています。
(今、まさにこんな気分‼️)
トレーニングを
受けているとき
講師が教えてくれる
セラピーについての
理論やスキルは
もちろん
勉強になりますし
役立つものばかり
なのですが
何気ない話の中にも
学びになることが
多かったりします。
今回のトレーニングの
講師であるGailが
今日こんなことを
言っていました。
彼女が
そう言ったときに
思い出したことが
あります。
今、日本では
認知行動療法
(Cognitive Behavior Therapy:CBT)
という心理療法が主流で
「CBTをベースに
セラピーや
カウンセリングを
やってます!」
と謳っている
同業者は多いです。
また
一般の方向けにも
CBTに関連する
さまざまな書籍が
出版されていて
世間的にも
CBTは認知度の高い
心理療法となりました。
私がカナダ🇨🇦に
留学していた頃に
北米では
心理療法の主流が
CBTになってきていて
私も
日本でCBTが
メジャーになる前から
勉強はしていたんですよ。
CBTの研修を
受けるために
飛行機✈️に乗って
何度も東京へ
行っていたことも
ありますが
どれだけ勉強しても
しっくりこない…。
ある種の違和感を
抱きながらも
「北米でも
エビデンスがある
主流なセラピーとして
広まっているし
その流れは
やがて日本にも
やってくるはず。
そのためにも
ちゃんと
勉強しておくべき!」
と打算的に
考えてしまって(苦笑)
「しっくりこない」
という内なる感覚を
そっちのけにして
CBTの勉強を
続けていました。
「本物に触れたら
自分の中の何かが
変わるかも⁉️」
という
淡い期待と共に
業界では
「CBTのメッカ」
とも言われている
フィラデルフィア🇺🇸にある
Beck Institute for
Cognitive Behavior Therapy
にまで行って
CBTの
トレーニングを
受けてみたことも
あります。
そのトレーニングでは
昨年の11月に
逝去された
CBTの
理論的基礎を
つくりあげた
CBTの父である
Beck博士が
デモンストレーションを
間近で見れる
…という
時間があって
本物中の本物に
触れることが
できる‼️
という滅多にない
機会がありました。
(車椅子に座っているのがBeck博士。
当時、97歳でしたが、
頭はキレッキレでした!)
Beck博士の
デモンストレーション
そのものは
素晴らしかったのですが
私のCBTが
「しっくりこない」
という感覚は払拭できず。
むしろ
モヤモヤを抱えながら、
これ以上CBTを
勉強するのは無理‼️
ということに
しっくりきた…という(苦笑)。
皮肉なことに
こんなにも多大な
時間とお金、労力をかけて
見出したことは
「やっぱり、CBTは
私にはフィットしないんだ」
ということでした。
今、
振り返ってみると
ちゃんと
自分の身体の内側に
「違和感」
という形で
答えはズーッと
存在していたのに
アレコレ
頭(思考)のレベルで
考えてしまって
感覚を
無視していたが故に
結構な時間と労力、
そしてお金を
無駄にしちゃったなぁ
…と思わなくも
なかったりします。
全てが無駄だったとは
思いたくありませんし
実際のところ
そんな風に
思ってもいませんが
違和感を
はじめとする
内なる感覚を
大事にしていたら
もっと
若いときに
AEDPや
EFTといった
「そう!それ!」
といった感覚が伴う
自分にフィットした
モダリティと出会って
クライエントに
AEDPやEFTの
セッションを
提供できていたかも
知れないなぁ
…とは思います。
まあ、所詮、
タラレバの話
なんですけどね〜。
たかが違和感、
されど違和感。
身体から発せられる
違和感のパワー、
侮れません‼️
そんなことを思った
日曜日の午後に
ワクチンの
3回目接種をして
ちょっと
熱が上がってきたので
今日はこの辺で
失礼させていただきます。
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