SNSという大海原で溺れてしまわぬために必要不可欠なもの

【vol.1403】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

今日の日経新聞のオンライン版で

こんな記事を目にしました。

 

 

 

 

 

SNSは

人と人との交流やつながりを促進する

良い側面がある一方で

 

 

アイデンティティや

価値観が揺れ動きやすく

葛藤を抱きやすい時期を

生きる若者たちは

 

 

SNSによってもららされる

他者との比較や

社会や仲間たちからの同調圧力によって

心理的な影響を受けやすく

 

 

「SNSを

　1日平均3時間以上使う若者は

　うつ病のリスクが倍増する」

 

 

とアメリカ政府が警笛を鳴らした

…というのが記事の

ざっくりとした内容ですが

 

 

この問題に関しては、決して、

若者に限定された話ではない

と個人的には思っています。

 

 

 

 

 

SNSの投稿した記事や写真に

どれだけの数の「いいね」がついたか？

 

 

自分をフォロワーしている人が

どのくらいいるか？

 

 

…という数字が

その人の価値を

決めているわけではないのに

 

 

その数に振り回されてしまって

感情がジェットコースターのように

荒れまくっていたり

 

 

 

 

大抵のSNS投稿は

生活のイイ部分だけを切り取って

アップされているのにもかかわらず

自分のそれと一方的な比較をして

 

 

「他の人はうまくいってるのに

　私はどうしてダメなんだろう？」

 

 

…と落ち込んでしまったり

悶々としたりしている人は

私の臨床経験からもかなり多い！

 

 

 

こうやって他人の基準に合わせて

自分の評価や価値を他者に委ねてしまうと

気持ちが激しく揺れ動いて

情緒的に不安定になるのも当たり前のこと。

 

 

 

…というのも

10人いれば10通りの基準があるわけで

 

 

 

 

それに合わせようとしたら

自分自身のカラーを消して

透明人間のように振る舞わねばならず

「自分らしさ」を見失ってしまうから。

 

 

 

あなたという人間の価値を決めるのは

他ならぬあなた自身であり

 

 

そのためにも

自分が大切したい価値観を知り

自分自身の「軸」を持つ

ということは大事なことですが

 

 

透明人間になるのに慣れている人は

「軸」を持たないことが

当たり前になってしまっているので

 

 

自分が大切にしたい価値観がわからない

 

 

…と言う人は実際少なくありません。

 

 

 

心配しないでほしいのは

自分が大切にしたい価値観が

存在しないわけではありません。

 

 

 

さまざまな理由で

心の奥底に埋もれてしまって

「今は」見えなくなっているだけです。

 

 

 

セラピー／カウンセリングでは

感情をコンパスにして

 

 

自分の大切にしたい価値観や

自分という人間の本質に迫っていくことを

サポートしていき

 

 

Core-Self（中核的自己）と呼ばれる

自分の「軸」を取り戻すのをお手伝いします。

 

 

 

外からの刺激にさらされて

心が揺れ動くことは

人間だったら誰にでも起こりうる

自然の反応ですが

 

 

ジェットコースターばりに

感情の起伏が激しくて

情緒的に不安定な状態は

しんどいもの。

 

 

 

たとえ心が揺さぶられても

安定した状態に戻ってこられる「軸」を

私と一緒に取り戻しにいきませんか？