私たちの心に平穏をもたらすもの

【vol.1398】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

連休中は6日間にわたる

Somatic Experiencing®︎（以下、SE™️）の

トレーニングがあったので

 

 

1月下旬から定期的に開催されてる

AEDP™️心理療法の

ウェビナーに参加できず

 

 

ようやく今日になって

そのときの録画動画を

観ることができたのですが

 

 

マイノリティ（少数派）人種の

invisibility（不可視性／無視）という

ヘビーなトピックだったがゆえに

かなり精神的に揺るがされた内容でした。

 

 

 

 

 

日本にいると

私たち日本人は

マジョリティ（多数派）なので

 

 

人種という意味での

invisibilityを感じることは

少ないかも知れませんが

 

 

あえて

日本の社会の中で例えるなら

 

 

存在していないがごとく

透明人間のように扱われる

つまり「無視される」状態

 

 

…というのが

それに一番近いような気がします。

 

 

 

暴力や罵詈雑言を

決して正当化するわけでは

ありませんが

 

 

暴力も暴言も

対象となる人なくしては

成立しないという意味では

 

 

少なくとも

相手には自分の「存在」を

認識されているんですよね。

 

 

 

でも

invisibleな（無視された）状態は

自分の「存在」は

相手には認識されておらず

 

 

透明人間かのごとく

いないも同然として扱われてる

という意味で

 

 

かなりの大きな精神的なダメージを

静かながらもジワジワと与えていき

無視された人の心を

間違いなく蝕んでいきます。

 

 

 

自分がここに存在していることを

ちゃんと「見てもらえている」と

感じられること

 

 

そして

自分の声、つまり、意見や考えに

しっかりと「耳を傾けてもらえる」と

感じられることは

 

 

私たちの心に

平穏をもたらすための

重要なファクターなのです。

 

 

 

 

 

今週末は3月から受講している

カップルセラピーの

トレーニングがあるのですが

数日前に資料として送られてきた

ファイルを開けて驚きました。

 

 

 

というのも

資料の表紙に飾られていたのは

 

 

私の母の故郷である中富良野町の

「富田ファーム」の写真だったから‼️

 

 

（子ども頃から大好きな風景！）

 

 

トレーニングを主催者の方と

たまたまメールでやりとりをしていたら

彼女がこんなことを教えてくれたのです。

 

 

 

「表紙の写真は
　Cindy（トレーナーの先生）が

　北海道のゆかさんのことを考えて

　入れたそうですよ」

 

 

 

前回のトレーニング時に

この主催者の方が

 

 

「ゆかさんは北海道から

参加してるんですよ〜」

とチラッと言ってくれたのですが

 

 

それをトレーナーの先生は

彼女の言葉にしっかりと耳を傾けて

私のことも

ちゃんと見てくれていたんですね〜。

 

 

 

ちょっとしたことでも

自分に興味関心を持って

目を向けてくれていると

少しでも感じられると

 

 

つながりや安心感を

手にすることができ

 

 

それまで抱いていた不安を

一気に軽くしてくれて

心に平穏がもたらされるもの。

 

 

 

今日の私もそうでした。

 

 

 

To be seen.

To be heard.

And, to be connected.

 

（見てもらえていること。

　耳を傾けてもらえていること。

　そして、つながりを感じられること）

 

 

 

 

 

これらは

心の穏やかに保つための

必要不可欠な要因であり

 

 

困難にチャレンジするのを

後押ししてくれる

勇気の源となるものです。

 

 

 

セラピー／カウンセリングでは

これらの要因をベースにした

治療的な関係性をとおして

 

 

みなさんの心を

穏やかにしていくことを

サポートしていきます。