【vol.2457】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
4月中は展開がゆっくりで
ちょっぴりもどかしさを感じていた
NHKの朝ドラ『風、薫る』ですが
5月に入ってから
少しずつ面白さが増してきました。
今日ご紹介したいのは
先週の水曜日のエピソードです。
主人公の一ノ瀬りんは
コレラで父を亡くした経験から
「目の前に苦しんでいる人がいたら
見捨てることはできない」と
看護婦の訓練中に
必要以上に患者へ
顔を近づけてしまいます。
感染リスクを高めるその行動を
指導教官のバーンズ先生は
「恥ずべきこと」と厳しく指摘しながらも
なぜそれが恥ずべきなのかは
「自分で考えなさい」と一点張り。
そしてエピソードの終盤、
りんがようやく正しい看護のあり方を
体現できたとき
バーンズ先生はこう言いました。
「あなたが病に倒れてしまえば、
患者はあなたの看護を受けられない」
「あなた達の手は家族の
数百、数千倍の人を助ける手なんです」
バーンズ:
「あなた達の手は家族の数百、数千倍の人を助ける手なんです。
あなたが看護婦になれば、家族を失い、あなたと同じ思いをする人を、減らすことができます」👇りんの気持ちは……https://t.co/mmPGU6tDRo
見上愛 上坂樹里
エマ・ハワードhttps://t.co/el2th09gPD pic.twitter.com/1IKSX6h1IB— 朝ドラ「風、薫る」公式 (@asadora_nhk) May 6, 2026
この言葉は
対人援助職に携わる私にも
深く刺さりました。
セラピストやカウンセラーも
当然ながら一人の人間です。
心に澱が溜まることもあるし
日々の生活の中で
悩みや葛藤を抱えることだってある。
それをゼロにすることなんて
誰にもできません。
でも、
ここで少し立ち止まって聞かせてください。
あなた自身のことを。
最後に誰かに
ただ話を聞いてもらったのはいつですか?

「クライエントのために」でも
「プロとして」でもなく
ただあなた自身の感情に—
最近ちゃんと触れていますか?
日々誰かの感情に寄り添い続けていると
いつの間にか自分自身の内側への感度が
鈍くなっていることがあります。
それは怠慢でも弱さでもなく
この仕事をまじめにやっている人ほど
起こりやすいことだと、私は感じています。
自分を整えることは
プロとしての責任
バーンズ先生が説いたように
自分が倒れては意味がない。
セラピストが
自分自身のセラピーを受けることは
単なるセルフケアではありません。
自分という「道具」をメンテナンスし、
クライエントに提供するケアの質を守るための
プロとしての責任だと私は考えています。
「セラピストがセラピーを受けるだなんて…」
という抵抗感を持つ方も少なくありません。
でも、自分の内側にある揺らぎを認めて
それを整えようとする姿勢こそ
クライエントに対して
誠実であり続けるための強さではないでしょうか。

もし、そういう場所を探しているなら
私のオフィスには
同業者の方もいらっしゃっています。
「うまく言葉にできないけれど
何かが溜まっている気がする」
「誰かに話したいけれど、同僚には話しにくい」
そんな感覚があるようでしたら
それはすでに自分の内側からの
サインかもしれません。
対面でも、オンラインでも。
まずはご自身のために
一度ご連絡いただけたら嬉しいです。
その心が震えてしまわないように。
その心が温かさを失わないように。
あなたが長く歩み続けるために。

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