【vol.2456】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
2日前の5月6日に
当オフィスの10周年を迎えました。
長かったような、あっという間だったような…。

とても不思議な気持ちで
10年という節目の日を迎えました。
振り返ってみると
この10年は社会にも、私個人にも、
本当にたくさんの変化があった10年でした。
パンデミックによって
オンラインセラピーが当たり前になり、
以前なら渡米しなければ
受けられなかったトレーニングが、
札幌にいながら受講できるようになりました。
そして、ここ2〜3年のAIの進化。
セラピストではなく
AIに相談する人が増えた、という実感は、
私も肌で感じています。
「自分の仕事は
AIに取って代わられてしまうかも?」
と、不安に駆られる日もあります。
このゴールデンウィークは
実は、メルボルンに行っていました。

滞在中に
セラピストとしても女性としても
心から尊敬するSue Danielに会っていたのですが
会話の中で、彼女がこんなことを言いました。
数年前、
彼女のワークショップで通訳を務めていたとき、
彼女がこう言ったのを今でも覚えています。
「私たちは関係性の中で生きている。
相手が人であれ、ものであれ、
関係性の上に、私たちは成り立っている。
私たちが、こうやって
立っていることができるのも
私たちと床との間に関係が
成り立っているからこそのこと。
関係性なしでは、私たちは存在し得ない」

世の中が便利になる一方で、
人間関係はますます複雑になっています。
「煩わしい」と言って
関係性を切り捨ててしまう人も、
決して少なくありません。
もちろん、
傷つくことを避けたいと思うのは、
ごく自然な気持ちです。
ただ、人が人である以上、
避けきれない衝突があるのも事実。
大切なのは、
ぶつかり合いをゼロにすることではなく、
誰かと、あるいは自分自身と
ぶつかり合ったときに
どうやって関係性を修復していくか。

その力を育てていくことだと、
私は信じています。
それは決して、
スマートなプロセスではありません。
気まずい沈黙を乗り越えて、
また手を繋ぎ直そうとする。
不器用にあがきながら、
それでも誰かとの関係を諦めない。
そんな、面倒でままならない営みです。
でも、その「ままならなさ」の中にしか宿らない
温もりや信頼こそが、傷ついた心の癒しになり、
人間としての成長の糧になると思うのです。
AIには、おそらくこのプロセスは担えません。
効率や正解を求めるならAIで十分かもしれない。
でも、
痛みを分かち合い、関係性を紡ぎ直す
その泥臭くも愛おしいプロセスこそが、
私たちが生きている証だから。
独立してからの10年。
私がこの仕事を通して
クライエントの皆さんと
一緒に見つめ続けてきたのも、
まさにそんなプロセスでした。
これからの10年も、
皆さんの「関係性を育む」という
大切な歩みに伴走し続けられるよう、
私自身も精進していきたいと思います。

これからも、
カウンセリングオフィスプログレスと向 裕加を
どうぞよろしくお願いいたします。
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