【vol.2455】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
最近、何かと話題の
Netflixで配信されてる
『地獄に堕ちるわよ』の全編を
今日、観終えました。
(ネタバレが含まれていますが
詳細については↑の記事をご参考あれ!)
私の祖母が
占いにのめり込んでいたタイプの人間で
もちろん、細木数子も信じていて
本が出る度に家族全員分の本を買っては
「これを読みなさい!」と
渡されていたんですよね。
(ちなみに私は、火星人+。笑)
そんなことを思い出しながら
ドラマを観ていました。
日本では何かと
占いとセラピーって
比較に出されやすいんですよね。
多くの人は悩んだときに
占い師に運気をみてもらうことには
そんなに大きな抵抗を感じないのに
セラピーに対しては大きな抵抗を示す。

占いはあくまで「占い」であって
問題や悩みの改善に向けた
主体的な取り組みではないのですが
なぜか日本では
セラピーよりも占いの方が
認知度も定着率も高い…というのが
個人的には納得がいかないところ。
もちろん、私も祖母のように
占いが好きな人間なので
占いを参考にすることはあっても
占いで
何かを変えようとすることはできない…
ということは自覚しているつもりです。
そんな私が、今日、
最終エピソードを観ていたとき
細木数子が「占いの師匠」と仰ぐ女性の
こんなセリフがとても印象に残りました。
占い師になりたいなら付け焼き刃はダメ。少なくとも10年は勉強を続けてからにしなさいって言ったんですが。
占いというものは危ういものなんです。ひとつ間違えば他人の運命を左右する支配者になります。中にはそのことに快楽を覚える人も。今のあの人、まるで権力者のようじゃありません?
このセリフを聞いた瞬間、
私は思わず
背筋が伸びるような思いがしました。
というのも、これは占い師だけではなく、
私たちセラピストにとっても、
常に胸に刻んでおくべき
「戒め」そのものだったから。

セラピーの場も、
ある種の密室なんですよね。
悩みを抱え、
藁をも掴む思いで来る
クライエントに対して
支援者は少なからず
「影響力」を持つものです。
もし支援者が、
相手を自分の思う方向に導こうとしたり、
相手の依存心を利用して
「自分がいないとダメだ」と
思わせたりしてしまったら……。
それはもはや支援ではなく、
心の支配であり、
セラピストのエゴの充足でしかないのです。
この女性が言った
「中にはそのことに快楽を覚える人も」
という言葉。
これは、人を助けたいと願う人間が、
最も警戒しなければならない
「心の毒」になり得るということ。
だからこそ、
セラピーには終わりが必要なのです。
占いが
「運命という答え」を
与えるものだとしたら
セラピーは
「自分自身の答え」を
一緒に探していくプロセス。
究極的には
クライエントがセラピストを必要としなくなり、
自分の人生のハンドルをしっかりと握り直して
日常へ戻っていくこと。

それこそが私たちの目指すゴールなのです。
「支配者」ではなく、
あくまで「伴走者」であること。
10年どころか、一生をかけて学び続け、
自分自身を律し続けなければならない。
改めてプロとしての
責任の重さを痛感した次第です。
| 住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
|---|---|
| 営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
| 定休日 | 日・祝日・月 |