気づけば締切が目前で
また自分を責めてしまう。
頭では
「早くやらなきゃ」と思っていても
身体が動かないことってありませんか?
私自身の体験をまじえながら
“内なる批判の声”との付き合い方を
綴ってみました。
【vol.2314】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
来週、ニセコの企業で
従業員に向けの研修の
ご依頼を受けています。
日本人だけではなく
多国籍の従業員が在籍しているので
研修は、英語で実施予定。
研修会講師は
数えきれないほどやったことがありますが
英語で研修会をするのははじめてのこと。
今、スライドを
準備しているのですが……
実はまったく
進んでいないんですよね〜(汗)
「またギリギリになってしまった…」
とため息をつきたくなる瞬間が
今日もやってきました。
パソコンの前に座っても
なかなか手が動かない。
焦りと自己嫌悪が
じわっと胸の奥に
広がってくる瞬間です。

(⬆︎今の私!苦笑)
そんなとき
必ず思い出すのが
小学生のときのこと。
夏休みや冬休みの最終日
泣きそうになりながら
宿題や自由研究を必死にやっている私。
その横で、怪訝そうな顔をしながら
「だから、早くから
やりなさいって言ったでしょ?」
と母が言っていたあの光景。

私は小さい頃から
“直前に追い込むタイプ”。
そして今も
同じパターンを繰り返している自分に
ちょっと凹んでしまうことがあります。
でも、ここ数年で
気づいたことがあります。
自分を責める声は
実はほとんど役に立たないということ。
むしろ
身体も心もぎゅっと縮こまってしまって
ますます動けなくなってしまうんですよね。

それよりも―
「ギリギリになってしまっても
私はいつも最後は
ちゃんとやり遂げてきた」
という事実のほうに
目を向けた方が、ずっと前に進める。
自由研究だって提出してきたし
研修スライドもギリギリで仕上げても
多くの場で高い評価をいただいてきた。
そうやって積み重ねてきた
“私の歴史”があります。
だから最近は
焦りのネガティブなループに
ハマってるのに気づいたときには
「ギリギリになってしまうけれど
ちゃんと仕事ができるのが自分。
これまでも、これからも
きっと大丈夫!」
と自分に言ってあげるようにしています。

すると
肩の力がふっと抜けて
「よし、やるぞ!」と
手が自然と前に動いていくし
PCにも向かえるようになる。
そんな優しさは
行動のエネルギーになるんだなぁ
…とつくづく実感します。
これって
セルフ・コンパッションの考え方にも
つながりますが
私たちを前へ動かすのは
“叱責”や“脅し”よりも
実は“安心”なんですよね!
批判の声に押されてしまうとき
私たちは本当に動きづらくなります。
でも、その声を和らげたいと願うなら
“自分に優しくする練習”が役に立ちます。

セルフ・コンパッションは、
誰でも、今日から育てることができる力。
その優しさを一緒に育んでいきませんか?

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