気圧の変化でめまいが起きた一日。
その体験を通して
「思いもよらないことほど
私たちに影響を与えている」ことを
実感しました。
【vol.2296】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日の朝、
8時からオンラインのミーティングが
2件ありました。
ミーティングに参加していたときから
「なんか、フラフラするなぁ」とは
思っていたのですが
朝ごはんを食べていなかったから
低血糖でふらついているのだろうと
あまり深刻には考えていなかったんですよね。
全てのミーティングが終わって
ちょっとゆっくりしていた12時頃。
椅子から立ち上がると、急にめまいがして
天井がグルングルンと回るではありませんか!

「あ、これはまずい!」と思って
ソファに移動して横になってみたものの
目を開けていても閉じていても
世界がぐるぐる回る。
とにかく気持ち悪くて
吐き気もしてきて
真っ直ぐ歩くことすらままならない。
やっとの思いでトイレに駆け込み
午後の外出の予定もキャンセルして
ひたすらベッドで横になっていました。
ようやくめまいが落ち着いたのは
午後5時頃。
外はすっかり暗くなっていました。
突然、私を襲った回転性のめまい。
実は10数年前にも
同じような症状があり
そのときも検査では異常なし。
何が原因なんだろう?と思って
インターネットで調べていたら
こんな投稿に出会いました。
【3連休は北海道・東北・関東など気圧変化の影響大 頭痛やめまいなど体調不良に注意】 https://t.co/B2cQN87GcU 今日31日(金)は全国的に気圧が下降し、特に北海道から近畿、沖縄は影響度が大きくなりそうです。
— tenki.jp (@tenkijp) October 31, 2025
気圧の変化が体調に影響を与える…
という話は知っていたものの
まさか自分がその影響を受けるなんて
思いもしませんでした。
正直
「そんなの気のせいでしょ?」
と疑っていたくらいです。
でも、気圧の変化に反応する
自分の体を前にして思ったのは
私たちは案外、
思ってもいないことから
影響を受けているということ。
大きなストレスやトラウマだけが
心身に影響するわけではなく
ちょっとしたできごとや
ささいな刺激や違和感が
私たちの体や心にじわりと
影を落とすことがあるんですよね。
心理学では
こうした見えにくい心の傷を
「スモールトラウマ」と呼びます。
たとえば、
子どもの頃に言われた一言、
誰かの表情に感じた小さな寂しさ、
期待に応えようとして我慢した瞬間。
その一つひとつは
大したことがないように思えても
心の奥ではちゃんと覚えていて
今の感じ方や反応のしかたに
影響を与えていることがあります。
今回のめまいも
気圧という外的な要因に加えて
「もう少しゆっくりして」と
体が静かに教えてくれた
サインだったのかもしれません。
体と心の両方が
私たちに小さなメッセージを
送ってくれています。
“ささいなことだから”と見過ごさずに
「もしかしてこれも何かのサインかも」
と立ち止まってみること。
それが、自分を大切にする
第一歩なのだと思います。

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