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セラピーは「おんぶに抱っこ」ではない──羽田空港から学んだ協働の力

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飛行機が定刻に飛ぶのは

奇跡のようなチームワークの上に

成り立っています。

 

 

 

その姿を観ながら

「セラピーも同じだ」と感じた

朝の気づきを綴りました。

 

 

 

【vol.2277】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

空港で見た「支える人たち」の姿

 

 

 

 

今日の朝、出勤の準備をしながら

NHKの【100カメ 羽田空港】という

番組を観ました。

 

 

 

100台のカメラで

羽田空港で働く人たちの姿を

観察する番組です。

 

 

 

 

 

 

ここ最近

飛行機の出発が遅れたり

機材繰りで欠航になったりすることが

増えた気がして

 

 

「昔はもっとスムーズだったのに」と

イライラしたり不満を感じることがありました。

 

 

 

でも、この番組を観て

ひとりの乗客として深く反省。

 

 

 

というのも

チェックインを済ませているのに

搭乗口に現れない

“ノーショー”と呼ばれる乗客が

意外に多いことがわかったから。

 

 

 

しかも

その人が荷物を預けていた場合

 

 

カーゴ室のコンテナの中から

“タグだけを頼り”(←これが驚き!)に

探し出して下ろさなければならないという。

 

 

 

 

 

 

現場では

1分1秒を争う中で最善を尽くす

スタッフの真摯な姿がありました。

 

 

 

「おんぶに抱っこ」ではなく
協働するということ

 

 

 

飛行機が定刻に飛ぶことって

実は奇跡のようなこと。

 

 

 

「お金を払ってる客なんだから」と思う前に

私たち乗客も、その奇跡を支える

“チームの一員”として関わっていることを

忘れてはならないと思った次第です。

 

 

 

セラピーも然り。

 

 

 

セラピストは

“何とかしてくれる人”ではありません。

 

 

 

セラピーは協働作業であり

クライエントがセラピーに

主体的に関与することは

 

 

変化を生み出すための

必要不可欠な要素です。

 

 

 

受け身ではなく

「自分の心の旅に自分も参加する」——

 

 

 

 

 

 

それが回復や成長を

本当の意味で支える力になるのです。

 

 

 

支え合う関係の中で

 

 

 

航空会社の人たちは

直接顔を見ることのない乗客のために
安全なフライトを願いながら

必死で働いていました。

 

 

 

セラピーの現場も同じです。

 

 

 

セラピストとクライエントが

互いに支え合いながら

“見えない翼”を整えていく。

 

 

 

どちらか一方が

“頑張る側”になるのではなく
お互いの力を合わせながら進むことで

変化はより確かなものになります。

 

 

 

 

 

 

セラピストは

あなたの中にある力を信じて

その翼が

もう一度羽ばたけるように伴走します。

 

 

 

でも、舵を握るのはあなた自身。

 

 

 

どう生きていきたいか、
どんな自分でありたいか——

その方向を一緒に見つめ、動き出していく。

 

 

 

そんな能動的な関わりこそが

セラピーを“生きた体験”へと変えていきます。

 

 

 

見えないところで支えられているように、
私たちもまた、誰かを支える力を持っている。

 

 

 

クライエントとセラピストは

そう信じられる関係でありたいと思います。

 

 

 

そして

これから飛行機に乗るときは

 

 

私たちの見えないところで

安全運行のために弛まない努力を重ねる

航空会社の方々のことを想いながら

 

 

時間どおりに搭乗口に到着するよう

心掛けたいと思います。

 

 

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