
人間関係に疲れるのは
自分の欲求や境界が曖昧なまま
相手に合わせすぎてしまうからかもしれません。
自己理解が深まれば
自然と無理のない関わり方が見えてきます。
【vol.2249】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
人と関わるうえで欠かせないのが
自分自身を知ること。
「私は何を大事にしているのか」
「どこまでなら心地よいのか」
…を理解できていれば
自然と境界線が見えてきます。
境界線は
相手を拒絶するための壁ではなく
自分を守りながら
健やかに関わるための大切な指針です。
もしこの基準が曖昧なままだと
どうなるでしょうか。
相手の強い言葉や
自信ありげな態度に押され
気づかぬうちに自分の大事な部分を
削ってしまうことがあります。
表面的には
「うまくやれている」ように見えても
心の内側には疲労感や違和感が残る…。
そんなときは
自分のラインが見えていないまま
相手に合わせすぎて
しまっているのかもしれません。
セラピーで出会う方の中には
他人の気持ちを先読みするのが
とても上手な方が少なくありません。
顔色を伺うことに長けている分
他者の価値観や欲求には敏感なのに
自分自身のそれには気づけずにいるのです。
その結果
相手を優先しすぎて疲弊してしまい
「どうしたら人間関係をうまくやっていけるか?」
という表面的な答えばかり探してしまいます。
自己理解が深まると
「ここまでは受け入れられる」
「ここからは譲れない」
というラインがはっきりしてきます。
そうすれば
相手にどう振る舞われても
むやみに振り回されることがなくなり
人間関係がずっと楽になります。
大切なのは
小手先のテクニックではなく
自分の内側に基準を持つことなのです。
セラピーは
自己理解を深めるための
安心できる練習の場です。
頭で考えて境界を決めるのではなく
心や身体の反応をていねいに確かめることで
自分が守りたいものが少しずつ見えてきます。
そうした小さな気づきの積み重ねが
やがて「無理のない関わり方」を可能にし
人間関係をしなやかにしていきます。
疲弊から抜け出すための本質は
外側の方法論ではなく
内側の自己理解にあり!
土台がしっかりしていれば
人との関わりは驚くほど楽になります。
もし今、人間関係の中で
ちょっとしんどさを感じているなら—
それは、自分の内側を
見つめ直すサインかもしれません。
安心できる場で
少しずつ自己理解が深まれば
きっと関係のあり方も
変わっていくことでしょう。
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