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「どうしたい?」と尋ねる勇気|札幌観光アテンドとセラピーの共通点

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北海道・札幌観光を

ご夫妻にご案内する中で

スーパーヴァイザーから学んだ言葉を

再び胸に刻むことになりました。

 

 

 

【vol.2220】

 

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

バイタリティあふれるご夫妻との
北海道観光

 

 

 

今週札幌で開催される

国際学会に参加するために来札した

アメリカ人とイタリア人のご夫妻を

 

 

週末は小樽・余市方面へ

そして今日は

札幌の街をご案内していました。

 

 

 

(7月下旬にオープンしたばかりの浮世絵美術館、
めちゃくちゃ良かったです!)

 

 

 

お二人は

とてもバイタリティにあふれていて

私より年上であることを

すっかり忘れてしまうほど。

 

 

 

笑顔で次々と観光を楽しむ姿に

私も思わず元気をもらっていました。

 

 

 

けれど長時間歩いたり

移動したりしていると

やはり少しお疲れのご様子も

見られたんですよね。

 

 

 

初来日ということもあって

少しでもたくさんの北海道や札幌の魅力を

味わっていただきたい気持ちと

 

 

無理をさせてしまっているのではないか?

という不安。

 

 

 

そのはざまで

私自身も少し反省しながら

ご案内を続けていました。

 

 

 

セラピーの場で学んだことを思い出す

 

 

 

そのときふと

スーパーヴァイザーに言われた言葉を

思い出しましたんですよね。

 

 

「こうした方がいいかな?」と迷ったら——。

 

 

「クライエントに聞けばいいよ。
 答えはクライエントが

 一番よく知っているんだから」

 

 

 

良かれと思って

こちらが提案したことでも

 

 

相手にとっては必ずしも

望んでいることではないかもしれません。

 

 

 

大切なのは「相手の声を聞くこと」。

 

 

 

そのシンプルな原則を
今日の観光案内の中でも改めて実感しました。

 

 

 

相手のためと思うことが、負担になることもある

 

 

 

「楽しんでほしい」

という気持ちは純粋なものです。

 

 

 

けれど、その思いが強すぎると

知らず知らずのうちに

「相手に負担をかけてしまう」という

逆の結果を生むことがあります。

 

 

 

セラピーも同じです。

 

 

 

支えたい気持ちが強いほど

クライエントのペースを

見失ってしまうことがあるのです。

 

 

 

 

 

 

相手のためを思うからこそ

まずは「どう?」と尋ねてみること。

そして、相手自身の答えに耳を傾けること。

 

 

 

観光のアテンドもセラピーも

その姿勢が何より大切だと感じました。

 

 

 

セラピーにも日常にも通じる気づき

 

 

 

先週末から

彼らと一緒に歩いた経験は

私にとっても大切な学びになりました。

 

 

 

相手の立場や体力、ペースを尊重すること。
こちらが「良かれ」と思ったことを押しつけず、

率直に尋ねてみること。

 

 

 

 

 

 

これはセラピーだけでなく

日常の人間関係すべてに通じることだと思います。

 

 

 

セラピストである前に

ひとりの人間として

 

 

相手の気持ちを決めつけずに

率直に『どうしたい?』と尋ねられる

存在でありたいと感じた一日でした。

 

 

 

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