乗りきるコツは「元気を出そうとしない」こと！

【vol.1084】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

昨日、

全国を駆け巡った

衝撃的なニュースから

一夜明けての今日

 

 

いろんな方と

お話をしていると

 

 

やはり

 

 

「よく眠れなかった」

 

「気持ちがズシンと

　落ち込んでしまった」

 

「色々と不安に

　なってしまった」

 

 

という声が

聞こえてきました。

 

 

 

 

 

それと同時に

 

 

「〜して

　元気だそうよ！」

 

 

…という声も

どこからともなく

聞こえてきました。

 

 

 

 

 

もちろん

こういった

メッセージを

発信している人は

 

 

他の人を

励まそうとする善意

から行っていて

悪気は全くない

 

 

…ということは

理解できるのですが

 

 

この

「元気だそうよ！」

というメッセージが

 

 

私たちの心に

潜在的に与える

影響の大きさを

考えると

 

 

「元気出そう！」

 

 

という内容の

メッセージを

安易に

発信することには

 

 

慎重になった方がイイ

 

 

というのが

私の専門家としての

見解です。

 

 

 

昨日、

起きた出来事は

 

 

個々人レベルで受けた

トラウマではなくて

 

 

国民全員が受けた

と言っても

過言ではない

 

 

集合的トラウマ

 

 

とも言えるような

衝撃的な出来事。

 

 

 

ひとりの人間が

多くの人の前で

銃殺された

 

 

…ということに

ショックを受けたり

悲しくなったり

落ち込んだりすることは

 

 

人間として

当たり前の

リアクション

なんですよね。

 

 

 

にもかかわらず

 

 

そういった気持ちを

見ないふりをしたり

麻痺させたりして

 

 

力づくで

感情のベクトルを

180°異なる方向へと

転換して

 

 

元気を出そうと

すること

そのものが

 

 

不自然であり

無理なのです‼️

 

 

 

 

 

今、私たちに

必要なことは

 

 

ひとりの人が

命を落とした

 

 

…という

事実に対して

 

 

「シンプルに

悲しむ」

 

 

ということ。

 

 

 

 

 

悲しいときに

元気になろうと

しなくたって

イイんです。

 

 

 

十分に

「悲しみ」という

感情に浸れたとき

 

 

何をしなくても

自然に気持ちは

上向きになっていくもの。

 

 

 

むしろ

「元気を出そう」

と無理をして

 

 

自分の気持ちに

鍵をかけて

 

 

エネルギーを

必要以上に

消耗してしまうことの方が

リスクが高いのです。

 

 

 

今は

元気が出なくても

大丈夫。

 

 

 

昨日のブログで

お伝えしたリソースを

うまく活用して

 

 

心がホッとしたり

リラックスしたり

ワクワクしたり

するようなことに

意識的に触れることで

 

 

自分の心を

調整することに

集中してみて

くださいね‼️

 

 

 

それでも

なかなか気持ちが

安定しないときには