【vol.1837】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
年を重ねるたびに
涙もろくなっています。
先週、Netflixで配信されている
アメリカのオリンピック代表体操選手の
シモーネ・バイルズの
復活までの道のりを描いた
このドキュメンタリー番組を観てから
今日の体操女子団体の
バイルズの演技を観たら
彼女の演技の完成度の高さに
感動しただけでなく
いろんな面で努力を
少しずつ積み重ねてここまでやってきた
彼女の不屈の精神に胸が熱くなって
ボロボロと涙をこぼしてしまいました。
そうかと思いきや
朝ドラ『虎に翼』の
今日のエピソードを観たら
岡田将生さん演じる
新潟地方裁判所の裁判官である
星 航一の
裁判官だって人間で
(感情が)揺れ動くのは当然だ
という言葉にもグッときてしまって
【星航一名言集】#虎に翼#岡田将生 pic.twitter.com/r1gGVVfDFF
— Go!KU (@Pathosonmypalm) July 31, 2024
流れこそはしませんでしたが
気づけば目に涙が浮かんでいました。
今日は、よく涙する日です。
私が航一のセリフに
グッとくるものを感じたのは
裁判官の部分を
「セラピスト/カウンセラー」にも
置き換えることができて
それを私たち
セラピスト/カウンセラーが
しっかりと受けとめることが
とても重要だ!
と共感を覚えたから。
もちろん、航一が
と言っているように
私たち
セラピスト/カウンセラーも
セッションを
遂行できなくなってしまうほど
感情に圧倒されてしまっては
元も子もありませんが
セラピスト/カウンセラーだって
ひとりの人間として
セッションをしているときに
感情が動くことは当然のこと。
ただ、私もそうだったように
「一人前のセラピスト/カウンセラーとして
中立な立場をキープするために
自身の感情はコントロールしなさい」
と教育されてきながら
「感情をコントロールする」には
具体的にはどうしたらイイのか?
ということまでは教わることはなく
感情をコントロールするとは
感情を抑えることだと思って
自身の感情にフタをし続けてきたせいで
かえって
フタをし続けた感情に圧倒されてしまう…
と本末転倒になってしまって
自信を失ってしまう
セラピスト/カウンセラーは
案外多いのではないでしょうか?
必要なことは
感情や気持ちを抑え込むことではなく
自身の
「自分の心を見る力」
を身につけること。
自身の内側の
感情の揺れ動きに気づいたときは
ひと休みをして深呼吸をし
心にスペース(空間/余地)を与える。
そして
その感情を避けて通るのではなく
名前をつけて寄り添えば
感情の調整(バランス)は
取れるようになります。
それは
UCLA医科大学臨床教授の
Dan Siegel博士が言うところの
「(感情に)名前をつけて飼いならす」
(“name it to tame it”)
…とサラっと言ってますが
そう簡単ではないということは
私も経験済み。
ですが
練習を積み重ねれば
心を見る力は必ず身につきますし
圧倒されることなく
自身の感情の揺れ動きを
受けとめることもできるようになります。
そんな力を身につけて
自身の臨床に活かしていきませんか?
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