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専門家だからこそ身につけたい「自分の心を見る力」

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【vol.1837】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

年を重ねるたびに

涙もろくなっています。

 

 

 

 

 

先週、Netflixで配信されている

アメリカのオリンピック代表体操選手の

シモーネ・バイルズの

復活までの道のりを描いた

このドキュメンタリー番組を観てから

 

 

 

 

今日の体操女子団体の

バイルズの演技を観たら

 

 

彼女の演技の完成度の高さに

感動しただけでなく

 

 

いろんな面で努力を

少しずつ積み重ねてここまでやってきた

彼女の不屈の精神に胸が熱くなって

ボロボロと涙をこぼしてしまいました。

 

 

 

 

 

そうかと思いきや

朝ドラ『虎に翼』の

今日のエピソードを観たら

 

 

岡田将生さん演じる

新潟地方裁判所の裁判官である

星 航一の

 

 

裁判官だって人間で

(感情が)揺れ動くのは当然だ

 

 

という言葉にもグッときてしまって

 

 

 

 

流れこそはしませんでしたが

気づけば目に涙が浮かんでいました。

 

 

 

今日は、よく涙する日です。

 

 

 

私が航一のセリフに

グッとくるものを感じたのは

 

 

裁判官の部分を

「セラピスト/カウンセラー」にも

置き換えることができて

 

 

それを私たち

セラピスト/カウンセラーが

しっかりと受けとめることが

とても重要だ!

 

 

と共感を覚えたから。

 

 

 

もちろん、航一が

 

 

感情が法を超えてはなりません。

 

 

と言っているように

 

 

私たち

セラピスト/カウンセラーも

セッションを

遂行できなくなってしまうほど

感情に圧倒されてしまっては

元も子もありませんが

 

 

セラピスト/カウンセラーだって

ひとりの人間として

セッションをしているときに

感情が動くことは当然のこと。

 

 

 

 

 

ただ、私もそうだったように

 

 

「一人前のセラピスト/カウンセラーとして

 中立な立場をキープするために

 自身の感情はコントロールしなさい」

 

 

と教育されてきながら

 

 

「感情をコントロールする」には

具体的にはどうしたらイイのか?

ということまでは教わることはなく

 

 

感情をコントロールするとは

感情を抑えることだと思って

自身の感情にフタをし続けてきたせいで

 

 

かえって

フタをし続けた感情に圧倒されてしまう…

と本末転倒になってしまって

 

 

自信を失ってしまう

セラピスト/カウンセラーは

案外多いのではないでしょうか?

 

 

 

必要なことは

感情や気持ちを抑え込むことではなく

 

 

自身の

「自分の心を見る力」

を身につけること。

 

 

 

 

 

自身の内側の

感情の揺れ動きに気づいたときは

ひと休みをして深呼吸をし

心にスペース(空間/余地)を与える。

 

 

 

そして

その感情を避けて通るのではなく

名前をつけて寄り添えば

 

 

感情の調整(バランス)は

取れるようになります。

 

 

 

それは

UCLA医科大学臨床教授の
Dan Siegel博士が言うところの

 

 

「(感情に)名前をつけて飼いならす」

(“name it to tame it”)

 

 

 

…とサラっと言ってますが

そう簡単ではないということは

私も経験済み。

 

 

 

ですが

練習を積み重ねれば

心を見る力は必ず身につきますし

 

 

圧倒されることなく

自身の感情の揺れ動きを

受けとめることもできるようになります。

 

 

 

そんな力を身につけて

自身の臨床に活かしていきませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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