唯一無二の個性あふれる陶器を目の前にして感じたこと

【vol.1715】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

雪道の運転は危ないので

冬季間の運転は

自主規制しているのですが

 

 

数日前に

ようやく積雪ゼロ🙌

になったので

 

 

令和5年度の最終日の今日は

隣街の小樽市銭函にある

カフェを併設する雑貨屋さん

 

 

『yukimichi』さんまで

ドライブがてら行ってきました。

 

 

 

たまたま2週間ほど前に

人から紹介してもらって

立ち寄ったときに

 

 

こちらのお店のカフェで

レモンケーキをいただいたのですが

 

 

そのときの器（お皿）が

めちゃくちゃ素敵で

ほぼ一目惚れ。

⬇︎

 

 

（レモンケーキもめちゃくちゃ美味でした！）

 

 

 

お店を出るときに

そんな話をお店の方としていたら

 

 

その作家さんが

そのお店で個展を開くことを

教えていただいて

 

 

「それは必ず行かねば！」

 

 

ということで

本日再訪するに至りました。

 

 

 

 

 

同じ形で

同じデザインでも

 

 

ひとつずつ

丁寧に作家さんの手で

つくりあげられた器は

見せる表情が異なっていて

 

 

それぞれの個性や素晴らしさが

際立っていて

 

 

その中から「これだ！」という

ひとつを選ぶのが

めちゃくちゃ難しかったのですが

 

 

悩みに悩み抜いた上

我が家に下記の3点を

お迎えすることになりました。

 

 

 

 

 

ぶっちゃけ30代の半までは

陶芸作家がつくる陶器なんかには

一切、興味はありませんでした。

 

 

 

というのも

当時の私にとっての器とは

 

 

料理を盛ることさえできれば

どんな器でもイイし

それほど変わりはない

 

 

…と思っていたから。

 

 

 

ですが

年を重ねるにつれて

気づいたことがあるのです。

 

 

 

作家さんがつくる陶器は

人間みたいな趣きがある…と。

 

 

 

たとえ同じ形で

同じデザインだとしても

 

 

その陶芸作家さんが

複数の陶器を

一度に手がけることはできません。

 

 

 

つまり

形やデザインが同じだとしても

全くもって同じに扱うことは

絶対にできないがゆえに

 

 

色や模様の形の出具合などが

微妙に異なってくるんですよね。

 

 

 

そして

作家さんが作成してくれた

取扱説明書にもあるように

 

 

 

 

その陶器がどんな人の手に渡って

どんな風に使われていくのかによって

少しずつ表情が変化していく

 

 

…というのも

「まるで人間のようだ！」

と思わせられる部分で

 

 

心を鷲づかみにされて

陶器の奥深さに魅せられていった

ところでもあります。

 

 

 

作家さんは

本当に素晴らしい器を

つくってくださいましたが

 

 

そんな器に秘められた

ポテンシャルや個性を

最大限に引き出すのは

オーナーである私の使命。

 

 

 

それは

セラピスト／カウンセラーの使命にも

つながるところがあると思った次第です。

 

 

 

大正時代末期から昭和初期にかけて活躍した

童謡詩人である金子みすゞの

『私と小鳥と鈴と』という作品の中にある

 

 

「みんなちがって、みんないい」

 

 

というフレーズにあるように

違いにこそ魅力はあるもの。

 

 

 

 

 

私たちひとりひとりが

その魅力を受け入れる力を

育むことさえできれば

生きづらさは緩和され

 

 

それぞれの人の

「自分らしく生きる」が

叶えられることでしょう。

 

 

 

そういった社会をつくるために

私ができることとは何か？

 

 

 

そんなことを考えながら

明日から始まる新年度に向けて

気持ちを引き締める日曜の夜です。